この前に充電したままのバイクが気になり乗り出す。
走らせると今まではとは違い暑さによる苦痛はなく、空気が程よく身体の熱気を奪い去り心地よい
ハンドルに付けた温度計を見ると33度
体温とは3〜4度の差がある
この差が暑くとも身体との折り合いをつける限界の気温だろうと思う
ハーレー独特の振動がちょっとした非日常を感じさせる切り替えのスイッチとなって、身体の感覚を活性化させ神経の覚醒を促す、そして研ぎ澄まされた肉体は更なる刺激を求めアクセル開度を深め、一瞬のきらめきの如く爆発的に加速する鉄塊に身を委ね、心の赴くままに陶酔し、求めた極地に到達する
信号の変わり目ごとにそれを繰り返すことで精神はとき離れ俗世の不具は消え去っていく
そしてまたミドルレンジ(3速)に入れたままのイージーrideも気持ちを高揚させる
低い回転域から3000回転迄のエンジンのビートは、最初は豊かな力強い低音の緩やかなツービートから、回転数が上がっていくほどにピッチは早まり歯切れのいい連続音に変わっていく、様々な2気筒、4気筒、V型、他を乗ったが、ここの部分はハーレー以外では味わうことはできない
多気筒エンジンの吹け上がっていく音も嫌いではないが、街中を流すにはこちらの方が向いていると思える
故にこれがハーレーに乗ってしまうと手離せなくなる理由の一つであるのかもしれない…
そうこうしているうちにとある場所に…
赤い鳥居が見事である
次に涼を求め
今年も暑い夏ではあったが、これには助けられた
今年バージョンアップさせたメッシュシートカバーである
暑くて、尻が蒸れる、ベタつく、などは皆無で耐久性、使用感ともに抜群で今年は大いに役立ってくれた
これが216円で出来てるとはとても思えまい、それ以上の価値があるものができたと自己満足している…
空が今にも雨も降り出しそうな雲行きになってきたのでソロソロ帰ろう
家に帰りカバーをかけると大粒の雨が降ってきた…
夕立か…
今年の夏も終わりか…
寂しい気持ちにさせられるのは何故…
それでは、また…