2026年9月18日(金)。
この日、私は背中の手術を受けてきました。
手術の内容は、「粉瘤(ふんりゅう)の摘出手術」です。
今回の手術は、これまでの人生で経験した中でもかなり大きな出来事だったので
忘れないうちにブログに書き残しておこうと思います。
同じように粉瘤ができている方や、「これくらいなら放置しても大丈夫かな
」
と思っている方の参考になれば幸いです。
背中にできた小さな膨らみ
私の背中に異変ができたのは、今から約12年ほど前。
場所は、背中の右側、肩甲骨より少し下あたりです。
最初は小さくプクッと膨らんでいる程度でした。
特に痛みもなかったので 「まあ、これくらいなら大丈夫だろう」
とそのまま長い間放置していました。
ところが、時間が経つにつれて
ときどきその部分がジリジリと痛むようになりました![]()
そして疲労が溜まっているときなどに、膨らみが大きくなり、最終的には破裂![]()
すると膿のようなものが出て、かなり強烈な臭いがすることもありました。
さらに、その後には全身の強烈な怠さを感じることもありました![]()
当時はネットで調べて 「これって、たぶん粉瘤じゃないのかな
」
と思っていました。
それでも、しばらくは病院に行かずに過ごしていました。
何度も自分で潰してしまっていた
今思えば、これが良くなかったのかもしれません。
私はこれまで何度も、指でその膨らみを潰していました。
数えてみると、10回くらいは潰していたと思います。
一時的には膨らみがなくなってスッキリするのですが
暫くするとまた同じ場所が膨らんできます。
そして、また炎症を起こして痛くなる。
そんなことを何度も繰り返していました。
「またか……」
くらいの感覚になってしまい、いつの間にかそれが当たり前になっていたんです。
しかし、今回手術を受けてみて
「もっと早く病院に行っておけばよかった」
と強く思いました。
いざ病院へ。しかし2つの病院で断られる
さすがに一度ちゃんと診てもらおうと思い
近所の皮膚科や地域の病院を受診しました![]()
ところが、2カ所の病院で言われたのが
「ここまで大きくなっていると、大学病院でないと手術できません」
ということでした。
まさか、自分が大学病院で手術を受けることになるとは思っていませんでした。
「粉瘤って日帰りで取れるんじゃないの
」
くらいに考えていたので、正直ちょっと驚きました。
その後、大学病院を受診。
エコーなどの検査を受け、いよいよ手術の日を迎えることになりました。
手術前日はほとんど眠れなかった
手術前日の夜。
私はほとんど眠ることができませんでした。
これまで大きな手術を受けた経験がなかったので
「手術ってどんな感じなんだろう?」
「痛くないのかな?」
「ちゃんと終わるのかな?」
など、いろいろなことを考えてしまいました。
そして、あっという間に手術当日です。
手術当日の朝
手術当日は、手術の2時間前までしか飲食ができないということで朝に
- カロリーメイト
- 缶コーヒー
- 500mlの常温の麦茶
を口にしてから病院へ向かいました![]()
病院に到着して、まず血圧を測定。
ところが、1回目は少し血圧が高めでした。
「大丈夫かな……」
と少し心配になりましたが、10分ほど時間を置いて再測定。
なんとか数値が下がり、そのまま手術へ進むことができました。
いよいよ手術室へ
手術開始の30分ほど前になると、手術室のある階へ移動。
控室で看護師さんから説明を受け、簡易的な着替えをして、貴重品をロッカーへ預けました。
そして手術開始の約5分前。
看護師さんがお迎えに来てくれました。
そこから徒歩で手術室へ向かいます。
途中で頭にヘアキャップを装着。
そして、いよいよ手術室の中へ。
「テレビで見る手術室そのもの」だった
「テレビドラマで見る手術室と同じだ……」 ということでした。
部屋の中央には手術用のベッド。
その上には丸い大きな照明。
近くには医療器具が置かれた台があり、時計や大きなモニターなどもありました。
「本当にここで手術するんだ……」
そう思うと、さすがに緊張しました。
今回の手術には、男性のドクター1人と女性の看護師さん4人がいました。
点滴、そしてうつ伏せに
まず点滴をつけることになりました。
右腕に針を刺したのですが、うまくいかず、左腕に点滴を装着することになりました。
その後、手術台の上でうつ伏せになります。
左腕は伸ばした状態。
右腕は手術台の手すりに軽く起こしたような状態でした。
左手の人差し指には、酸素濃度を測る機械。
右腕には、定期的に自動で血圧を測定する血圧計が巻かれました。
背中はシートなどで隠されていたので、自分からは何をしているのかほとんど見えません。
ドクターと看護師さんたちが手術前のチェックと挨拶を交わし
いよいよ手術開始です![]()
最初は切開する場所にマーキング
まず、マーカーのようなもので背中に印をつけていきます![]()
そして、その後に麻酔![]()
この麻酔を打つ瞬間が、個人的には地味に痛かったです。
「チクッ!」 という感じ。
ただ、麻酔が効いてしまえば、その後の痛みはかなり抑えられました。
電気メスで切開
麻酔が効いてきたところで、いよいよ切開。
今回は「電気メス」を使用したそうです。
電気メスには、切開しながら血を固めることで出血を抑える働きがあるとのことでした。
もちろん自分からは手術しているところを見ることができません。
感じることができたのは
背中を押されている感覚や、皮膚を引っ張られているような感覚。
痛みというより 「何かやっているな」という感覚でした。
想定以上に癒着していた
手術前には、それほど大掛かりなものになるとは思っていませんでした。
ところが実際には、粉瘤が周囲の組織と癒着していたようで
当初の想定よりも大きく切開することになりました![]()
そして、摘出された粉瘤は、約4cm。
思っていた以上に大きかったです。
「こんなものが背中に入っていたのか……」
と、改めて驚きました。
切除したモノはホルマリン漬けにした後、病理検査するそうです。
手術時間は、最終的に1時間弱ほどでした。
手術後の消毒が意外と痛かった
粉瘤を摘出した後は、当然ですが背中には傷が残ります。
その部分を消毒する際に、かなり強い痛みを感じました![]()
ケガをしたところに消毒液をつけたときに
「しみる
」
と感じる、あの感覚に近かったです。
おそらく麻酔が効いている部分だけではなく
その周辺まで消毒液が流れてきたことで痛みを感じたのかな
と自分では思っています。
その後、傷口を針と糸で縫ってもらい、ガーゼとテーピングをして手術終了。
無事に終わりました。
手術を終えて、今思うこと
この記事を書いているのは、手術当日の夜です![]()
現在は、背中を曲げると痛みがあります。
ただ、処方された痛み止めを服用することで、なんとか耐えられています。
手術前はかなり不安でした。
前日はほとんど眠れませんでしたし。
「ちゃんと終わるのかな」
とずっと考えていました。
でもこうして手術を終えることができて、今はとにかくホッとしています![]()
粉瘤は小さいうちに一度診てもらったほうがいい
今回の経験を通して、私が一番伝えたいこと![]()
それは「粉瘤を放置しないほうがいい」ということです。
もちろん、粉瘤があるからといって必ず今回の私と同じような経過になるわけではありません。
ただ、私の場合は約12年間放置して、何度も炎症や破裂を繰り返した結果
最終的には約4cmまで大きくなり、大学病院で摘出手術を受けることになりました。
最初の小さな段階で病院に相談していれば、今回とは違った経過になっていたかもしれません。
だからこそ「これくらいなら大丈夫だろう」と放置している方がいるなら
一度医療機関で相談してみることをおすすめしたいです。
無事に終わって本当に良かった
今回の手術は、自分にとって大きな出来事でした。
長年背中にあったものを摘出して、ようやく一区切りついたような気がします。
手術前は怖かった。
でも、終わってみると、
「無事に終わって本当に良かった」
という気持ちでいっぱいです。
今回のことは、自分自身にとっても大事な体験。
だからこそ、忘れないうちにブログという形で記録として残しておこうと思いました。
この記事が、同じように背中や体に気になる膨らみがある方にとって
何かを考えるきっかけになればと思います![]()
今後、傷の状態や術後の経過についても、また改めて報告したいと思います。
そして最近は、左眼の充血や両足の痺れも続いているので、こちらについても何か進展があれば改めて書いていきます。
まずは――
長年付き合ってきた粉瘤の手術、無事終了。
本当にホッとしました。 明日は術後翌日の傷口を確認してもらいに行ってきます。
