THE ALFEE曲紹介、第49弾!

 

 

『Dear My Life』

作詞・作曲:高見沢俊彦

リードボーカル:桜井

タイアップ:2007年 大阪国際女子マラソンイメージソング

2007年 4月  4日発売 Single『Dear My Life』

2009年 3月  4日発売 Album『SINGLE HISTORY Vol.Ⅵ 2002-2008』 収録

2013年12月25日発売 Album『TIE UP ~Collaboration History~』 収録

2018年12月19日発売 Album『Last Run!』 収録

 

 

 

55枚目のシングルで、2007年の大阪国際女子マラソンのイメージソングです。

 

大阪国際女子マラソンのイメージソングがシングルA面として発売されたのは、

1990年の『FLOWER REVOLUTION』以来でした。

またカップリング曲がなく、3形態それぞれには『Dear My Life』『夢よ急げ』のインストゥルメンタルが収録されています。

価格も500円という設定で、THE ALFEEとして珍しい形態のシングルです。

3形態それぞれのジャケットも可愛いですね。

 

最初のAメロは、「生きている限り人は 孤独な悩みを抱えながら 

未来の自分の姿 不安を感じている」と桜井さんが低いトーンで歌い出します。

 

続くAメロは1オクターブ上がり、

「だからこそ自分のために 最後の一歩を踏み出してみろ

挫折こそ変われるチャンス 涙もやがて乾く」と歌います。

 

この1オクターブ上がることが、

抱えている孤独な悩みから一歩踏み出すことで変われるということを、上手く表現していると思います。

 

Bメロでは、「子供の澄み切った 瞳はかつての君だよ」と続き、

「答えを出すにはまだ早すぎる・・・」と歌います。

 

サビでは、「今限られた時間の中で 君の努力は無限にある

惑わされずペースを崩さず 生きろ!Dear My Life」と力強いメッセージを届けてくれます。

 

2番では、一つのAメロ内で1オクターブ上がります。

これも面白いアレンジですね。

 

2番のサビは繰り返しますが、繋ぎの部分で「与えられた命を 無駄にしてはいけない」というメッセージが刺さります。

 

間奏のあとのBメロでは、「明日のために 今日の風に吹かれてみようよ

思い通りならないのも 人生というものさ 自由に生きて・・・自由に愛して」と、

桜井さんが囁くように語りかけてくれます。

 

最後は、「たった一度の人生を たった一つの物語を

自分らしく生きろ!Dear My Life」と締めています。

 

マラソンは人生に例えられることがありますが、正にそれを表しているナンバーです。

 

シングル『Dear My Life』の通常盤Aでは『-Acoustic Guitar Instrumental-』として、

通常盤Cでは『-Original Instrumental with Electric Guitar Melody-』として、

それぞれこの曲のインストゥルメンタルバージョンが収録されています。