続きです。


倉敷浪漫珈琲店でボソっとpapa さん、


「今日の泊まるところ、部屋に風呂もトイレも無いから・・・」


はっ!?  どうすんの??


「トイレは廊下渡って共同トイレがある。
風呂は家族風呂で共同。宿泊者単位で貸切りで入る。」

最大でも1日7組らしい。
へぇ〜。そっかぁ・・・。



実はちょっと不安だった。


けれど、けれど、



女将がお迎えくださり、
築100年の建物に一歩足を踏み入れた途端、
小さな不安は飛んでいきましたよ。






尾道
料亭旅館「魚信」



尾道水道がすぐ目の前に見えるこちらの宿は、
高級魚と言われる
「天然活きオコゼ(虎魚)料理」が有名な料理旅館だそうです。


車は側の尾道市役所の駐車場(契約)に停めます。

築100年木造の趣ある控えめな玄関です。




お部屋は「桐壺」
客室は全て源氏物語にちなんだ名前が付けられています。


桐壺の主室



床の間



控えの間  
桐壺にちなんだ細工が施されています。
木造家屋の伝統があちこちにみられます。



広縁から眺めるしまなみ海道
1階なので手が届くように海面が近いのです。
時折聞こえる波しぶきの音がいいんです。



広縁の片隅にある洗面台
設備は古いけれど、
とても掃除が行き届いていて清潔キレイ。



広縁のもう片隅には鏡台、そして壺の形に切り抜かれた壁。



女将のおもてなし
お菓子とお茶と手書きのお手紙。




冷蔵庫の中身です。
なぜか手に取り飲んでみたくなるレトロポップなジュースたち。(頂きましたけど!)



尾道というロケーションにぴったりな
粋な大人の旅館です。




まさにノスタルジック空間という言葉が合います。







千光寺山荘のお風呂も使える(無料)ということで、
今晩のお風呂は高台の千光寺まで車で上がって入浴を済ませました。


朝はこちらの「魚信」の浴室も楽しんでみようかと予約しました。



今晩の夕食は
「オコゼづくし」のお料理です。


次、ご紹介しますね。