一番初めにこの曲を聴いたのは、ウエス・モンゴメリーの演奏によるものでした。
多分私が中学1年の頃です。
この優れた名盤”ROAD SONG"に収録されてたことを知り、大学の頃にCDリプレス版を購入しました。
ところがこのFly Me To The Moonは、オリジナルは3/4拍子だったこと、世に広めたのはフランク・シナトラによるカヴァーだったことなど、成人してから知りました。
そしてそれからしばらくの後、こんなカヴァーを耳にしたんです。
これは心底驚きました。
母親譲りの若干ハスキーな声質が、なんともこの曲にピッタリと嵌っているって。
”In other Words”の副題も、この曲の来歴を尊んでいることに感銘を受けました。
時々、そうこの曲は宇多田ヒカルの声で、時々聞きたくなるんです。