以前、妻の役割は、子どもたちの「生活リズムの管理」だと書きました。

 

では、私は何をしていたのでしょう?

 

仕事で帰りが遅かったり、遅い上に酔っ払っていたり・・・

父親、家の中では、立場、弱いです・・・・。

 

でも、ひとつだけやっていたのは新聞の切り抜きを読ませるということ。

 

それがどういう効果なのか、検証はできませんが、

たまに記事を話題にいろいろと話をすることもできました。

 

妻が子育てに忙殺されている時、世の中との接点はどうしても限定的です。

だからこそ、世の中のことを知らせるのは父親の役割だと思います。

 

高校生くらいになると、将来働くということも子どもたちは意識し始めます。

最近は、修学旅行のプログラムに企業訪問を取り入れたりしている学校もあります。中には、企業へのアポイントから生徒にやらせるところもあるようです。とてもいい取り組みだと思います。

大人に電話するというのは緊張することでしょう。しかし、そういう実体験がとても大事。

実は、学校の先生は教科の専門家ではありますが、世の中や企業の仕組みとかは知らないんですね。だからこそ、自分たちでやらせることに意味があります。

 

私も子どもたちをオフィスに連れて行ったことがあります。

どんな仕事をしているのかはわからなくても、企業というものの空気を少しでも感じてほしかったからです。

 

 

つづく。