米国で金融安定化法が成立したが、週明けから、株はどうなるかな?


アメリカ内の不安定要因は、

① 不動産の値下がりが まだ 続くこと

② 不良債権を金融機関が持っており、その不良債権がなくなるようにしなければならない。 

不良債権は、住宅ローンだが、今後、アメリカの景気が悪くなると、会社が倒産し、また、不良債権が増えるころになる。

・・・日本も、時間が経つと 不良債権が増えていったように・・・・

 アメリカの不良債権は、いつ無くなるだろう。数年後になるのではないか。

公的資金で、不良債権を買い取ることになるが、いくらで買い取るかが問題となる。

日本では、1993年に「共同債権買取機構」ができて、不良債権の買取をおこなったが、これには、まだ、公的資金は使われていなかった。

1999年に「整理回収機構」ができて、公的資金を使って、不良債権の買取をおこなった。

1999年に、銀行に、公的資金の注入がおこなわれた。

日本で、銀行の処理が終わると、次は、企業を対象にして、整理がなされた。

2003年、「産業再生機構」により、ダイエーなどの処理がおこなわれた。

アメリカの不良債権処理は、まだまだ、始まったばかりです。

だから、株は、まだ 下がる傾向にある。