これは氷川神社の伝説のような? | ちょっとディープな観光案内~小江戸川越のらり蔵り~

これは氷川神社の伝説のような?

『これは氷川神社の伝説のような?』

おはようございます。
「この暑さいつまで続くんだ?」と、天に突っ込みたくなるような朝を迎えました、2024年8月24日㈯の小江戸川越です。

今日もラジオ川越「ちょっとディープな川越観光案内」をお聴きいただきまして、ありがとうございました。
アーカイブは8月25日㈰0時公開予定となっております。

そう言えば、花火大会当日でもありますね。
安比奈親水公園まで行けない方は、下記URLより中継がお楽しみいただけます。

安比奈と言えば入間川の流れを活用した公園です。
ここに取り出しましたのは一枚の絵図とも言って良い古地図。
市立博物館の資料にある「武州川越城図」というものです。
文字通り川越城を示す図であり、城周辺以外はかなりざっくりしております。



伊佐沼や入間川がまるで至近にあるような表現ですが、これはこれで味があります。
中の人が注目したのは「ヒカワ大明神」と記された周辺で、件の大明神は氷川神社という事が分かります。

氷川神社にはその伝説の中で「入間川の中で輝く光があり、それを調べたら高貴な光で、その場所に神社を建立した。(超ざっくり訳)」という伝説があったと記憶しています。

現在、氷川神社に一番近い流れはかつての川越城外堀として開削された新河岸川です。
絵図に距離感を求めるとは不粋ではありますが、この伝説にあった入間川と言うのは、どの川だったのか?
ちょっと気になりますよね(^_^;)

中の人の妄説ではありますが、こんな考え方が有っても面白いかと思います。
①伝説の古墳時代の入間川の流れが今とは異っていた。
②近くを流れる赤間川の名称が、何故か入間川と呼ばれていた。
③現在の旧入間川の流れの近くにある、別の氷川神社が、伝説の大もとだった。

いずれも現実的ではありませんが、色々な想像が楽しめそうです。

古地図はミステリーであり、ロマンでもあります。
古地図の風景を思い浮かべて歩いてみてはいかがでしょう。

それでは本日も小江戸川越で、お楽しみ下さい\(^o^)/

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