小仙波町にも七曲り?~実はお寺の境内の端っこだった〜 | ちょっとディープな観光案内~小江戸川越のらり蔵り~

小仙波町にも七曲り?~実はお寺の境内の端っこだった〜

『小仙波町にも七曲り?~実はお寺の境内の端っこだった〜』


おはようございます。梅雨よりも先走る夏…

そんなお天気で明けました、2024年6月20日㈭の小江戸川越です。


さて、先日ラジオ川越での番組ゲストさんと、市内を取材と称して「酒材(笑)」で、市内各所を巡りました。

そしてとある場所を訪問。

そこは、小仙波町…。


喜多院という大寺院を抱えた町内で、ある意味寺領という考え方からすると、小仙波町=喜多院だったと申しても良いのかも知れません。


その現在の喜多院の北東。

かつての大宮往還から分岐する細い道があり、この道を辿って行きますと、びわ橋の近くまで続いています。


現代の地図と喜多院の古地図の◯印部分をよーく見てみると……



あの三久保町でも有名な七曲りのような形状のクランクが連続している事が分かります。

現地の画像でもやはりクランクしており、まるで自動車教習所のコースのようですね。



のら蔵的な勝手な見解では、恐らく江戸時代に整備された、大宮往還以前の道路なのでは?と考えております。


本来は農地だったであろうこの立地にはここまでのクランクは必要ないのでは?という事。


そして若干のズレがありながらも、大宮往還と志木への道と接続している事などがあり、文献的な裏付けは確認していませんが「諸説あり」の範疇になるような……(^o^;)

喜多院が古い寺院であり、戦国時代〜江戸時代あたりの寺院は街を護るための前線基地的な役目もありましたので、その喜多院へのアプローチを困難にする為の道路だったのでは?と…… 


それは後世に作られた道路にも、似たような構造として残っているあたり…


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それでは本日も小江戸川越で、お楽しみください\(^_^)/


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