挟まれてもなお残る!
『挟まれてもなお残る!』
おはようございます。
またまた風が強い朝となりました2024年3月2日㈯の小江戸川越です。
今日もラジオ川越「ちょっとディープな川越観光案内」をお聴きいただきまして、ありがとうございました。
さて、毎度おなじみの「境石」(笑)
土地の区分には欠かせないアイテムでありますが、天然の石材のものを新たに使用している物は恐らく、令和の世では無いでしょう。
すると、現在残っている物はそのまんま歴史の証人となるのでは無いでしょうか?
丸広百貨店の東側に位置する、同店の駐車場。
これを挟むように設置されている境石が、現在でも残っています。
店舗に近い方(北側)はガードの下にあり、比較的見つけやすいかも知れません。
南側である一番町通り側には存在しているのかと申しますと…
ほら、よーく見てみると…
鋼板で作られた塀の下部に、しっかりと境石を避けるような切り込みがあり、そこに存在しているのです。
完全に同店所有の土地であれば、抜いてしまっても差し支えないと思われる境石ですが、何故にこんな手の込んだ細工で残したのか?と思いますよね。
中の人の勝手な考察では、かつて住宅地であったこの場所。
もしかしたら借地なのでは?と勝手に考えています。
およそ半世紀前の屋上(展望台?)からの画像では、現在の駐車場あたりはビッシリと民家があるのご分かります。
何かの都合で返還する際の所有者の区分として残っているのかも知れません。
この駐車場の更に北側の駐車場には、この境石を見つける事ができませんので、強ち間違いでも無いかと(^_^;)
もし、通りがかった時に見つけたら、かつての住宅地の風景を想像しながら、地味ながらもそこに存在した歴史を感じても良いかも知れませんね。
それでは本日も小江戸川越で、お楽しみください\(^o^)/
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(C)norakura kawagoe