8両でいける?本川越特急!?
『8両でいける?本川越特急!?』
おはようございます。
暑さ寒さも彼岸までと言われております、2023年9月23日㈯の小江戸川越です。
今日もラジオ川越、ちょっとディープな川越観光案内をお聴きいただきまして、ありがとうございました。
さて、ラジオでは東武東上線のお話をしましたが、こちらでは川越では一番古い、西武新宿線のお話です。
現在の新宿線には、純粋に特急専用車両として川越に乗り入れている西武鉄道のニューレッドアローが走っています。
この西武10000系電車は、1993年(平成5年)から製造された西武鉄道の特急車両です。
多少の初期車の淘汰があり、一部は富山地鉄に移籍したものもありますが、少なく見積もっても軽く20年が経過している電車です。
その足回りと言えば一部を除き先代のレッドアローから引き継いだものがあり、こちらは50年選手。
かつての舞台である、池袋&秩父線には新型のラビューが投入され、基本的には新宿線専用の運用になっています。
先にもご説明しましたが、部品単位では半世紀活躍しており、今どきの省エネルギータイプでもなく、走る音も爆音と言われるのですが、そう遠く無い未来に置き換えになるのは間違い無いでしょう。
そしてここで問題になる点が1つ!
置き換えとなる新型がどうなるのか?という点です。
例えば、車種統一の為に池袋線と同じラビューにした場合。
風光明媚な秩父線の景観を楽しむ為の大きな窓が活かされるのか?という事があります。
これからは中の人の妄想になりますが、主に池袋線等で使われてる40000系という、普段はレール方向へのロングシート、座席指定として走る時は枕木方向のクロスシートになる電車があります。
東上線のTJライナーみたいな電車と申せば分かりやすいでしょうか?
通勤需要の多い新宿線にこのシートを適宜変換して投入するという手もありなのかな?と勝手に考えます。
しかし、ラビューにしろ40000系にしろ共通の問題もありまして、それは本川越駅の特急専用ホームなんです。
実はこのホームはニューレッドアローに合わせて7両分のホームしか無く、8両のラビューや10両の40000系ははみ出てしまいます(^o^;
しかも本川越駅は行き止まりホームなので、大胆な延長工事は事実上不可能!
でも8両ならまだ可能性があるのをご存知ですか?(^o^)
この特急専用ホームの天井をよーく見てみると……
まずは架線という電線がレールが途切れた少し先まで伸びており、更にその延長上の天井板は周囲の天井と雰囲気が異なります。
そう、まるで「この辺りまでは伸ばせるよ。」と囁いている感じで、いわゆる準備工事というものだと考察されるのです。
パネルを外せば架線の延長が可能で、後は地面?をザクザクと切り取ってホームがおよそ20mほど延長が可能なようです。
こうすれば少なくともラビューの8両編成は収まりますし、先の40000系を8両対応にすれば収まります。
或いは10両のままで、あまり電車の来ないホームを使ってしまい、特急ホームを埋めちゃうという大胆な手法もあるかも知れません。
どうなるのかは分かりませんし、考察主体となりましたが、本川越駅の天井構造は間違いなくありますので、本川越からお出かけの際、または西武鉄道でいらした先に見上げてみませんか?(^o^)
もしかしたらそこに未来の新宿線特急の姿を見る事ができるかも知れませんね。
それでは本日も小江戸川越で、お楽しみ下さい\(^o^)/
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(c)norakura kawagoe