家の近所のギリシャ料理屋さんの前で。

 

まだコロナのころ

ロックダウンで逢えなくなった

茶飲み友達に

この料理屋さんに招待されたことがありました。

でもその頃はコロナが心配で

断ってしまいました。

 

それから

しばらくしてコロナは落ち着いたら

癌のステージ4が来ました。

 

茶飲み友達は病気のことは知りません。

伝えてないから。

 

でもお茶の誘いとかすべてを

断り続けているので

きっと

知らないふりしててくれているんです。

 

電話ではほとんど毎日話しています。

 

その会話の中に

病気について“一語”として無いのがしあわせです。

 

彼と話す時

私は病気ではないのです。

 

ただただ黙って

会いたいというのを

待ってくれているのです。

 

私にはもったいない人です。

 

ウィーンの郊外に住んでいて

そこは

夜空星空が素晴らしくきれいなところです。

 

これまで

仕事やコロナで

見に行けていません。

 

8月中旬には

星がいっぱい流れます。

 

今年は

一緒に見たいなあ...