TIMEからの発想
先日TIME MAGAZINEを読んでて、脳に関するエッセイを見つけました。いろんな分野の最新研究を載って面白い文章でした。その中、僕はずっと思ってた哲学および科学の問題についてちょっと書いてありました。人間の外在世界に対する客観的な認知は違わないですか?要は、簡単な例:あなたが見てる緑は僕の緑と一緒ですか?もしかして、あなたの緑は僕には紫かもしれない。
バカらしい考えかもしれませんが、認知性の違いでこの世界を左右することを忘れないでください。基本的に客観的な認知は一番力を持ってると思います。なぜなら、これは人間にとって世界を築く「絶対」です。例えば、僕は緑の葉っぱを‘これは赤です’っていうんであれば、あなたはきっと賛成してくれません。僕はいくら説得しても多分ムダです。これはあなたにとって当たり前のことだし、議論の余地ない事実だからです。一方、主観的な認知は世界に対する知識で、変わることができます。これはまさに本のようです:客観的な認知が文字で、主観的な認知が内容です。文字のルールに沿っていくら知識でも書けます。ただし、知識は絶対ではなく、時間と空間によって変化するものです。
ここは論じたのは簡単ですが、面白い応用がたくさんあります。一般的に人間は意識でこの2種類の認知を区別しません。だから、実際に自分の世界観を根からわかる人はめったにいないです。客観的な認知と主観的な認知は互いに取り替えることができます(要は互換性)。むかし、人が地球が宇宙の中心だと考えてました。要は「地心説(Geocentrism)」です。この「当たり前」は科学者と教会にも紛れも無い「事実」なので、ガリレオ(1564-1642)が「地動説(Heliocentrism)」(地球は太陽を中心として回ってる仮説)を発表した時にだれでも聞いてくれなかった。その時の人たちは地球が中心だという客観的な認知があるからです。だから、いくら説明してもわかろうとする人はいなかったです。でもだれかが聞いてくれたら、彼の中の「世界」は大きく変わってきます。今までの「客観」は一変するわけです。この新しい事実はゼロから主観的にわからなければなりません。この過程が終わったらまた客観的な認知になります。これはすごく自然に起こると思われるかもしれないですが、主導的に操ることが可能です。
人間の客観的な認知と主観的な認知はOVERLAPするがあります。つまり、ネットワークのように広がっています。接点は多く、かなり複雑なWEBのようです。客観的な認知に変更する一つの方法は:
客観的な認知と主観的な認知との接点を見つかる⇒主観的な認知を変わる⇒客観的な認知をアクセルして⇒新しい情報で客観的な認知を変わって⇒新しい客観的な認知を定着する
これをうまくやれば、人間の見方を変わることができます。理論だけで難しいですが、ここで例を挙げて説明したいと思います。
カラーチェンジする場合は、手をカードをかぶっただけでカード裏の色が変わることは不思議ですが、説得力はまったくないと思います。あくまでもトリックだと思われがちです。そもそも、カードの色が変わることは不可能だと考えられているからです。なので、これはConvincing Magicではないです(Convincing Magicは大きな課題ですから、今後また語ります)。観客は理解できるように、1枚の赤裏と1枚の青裏があるとして、2枚の裏を重ねたら、赤裏が紫裏になって、青裏は真っ白になったらどう?赤+青=紫っていう事実は客観的な認知なので、このポイントと「カラーチェンジ」とリンクしたら観客は理解できそうな不思議を体験させることができます。Suspension of beliefはこういうことです。ただし、全部のマジックはこのアプローチでやったほうがいいわけではないです。なぜなら、理解できそうなマジックとまったく説明つかないマジックを混ざったほうが現実とファンタジーの世界のブリッジになりやすいです。じゃないとマジックが終わった後に、お客さんの中でなかなか印象が残らないです。ずっと彼らになれない非現実な世界のものを見せられたわけですから。
Derren BrownとかCriss Angelとかセロとかのマジックは素晴らしい原因はsuspension of beilefをうまく使ったからです。客観的な認知をすこしずつ侵入して、観客のマインドを支配できるからです。最高なマジックを勉強するために彼らの実演を見るのが無損です。
応用がいろいろありますが、自分のマジックをよく見ればたくさんの新発見が見つけると思います。今日から是非いろいろ考えて実践してください。