連日報道されて大騒ぎになっているので、一言触れないわけにもいかないだろう。
“Yahoo!ニュース”にアップされた最近の記事(⇒ これ)に投稿したコメントがあるので、それの再掲載でお茶を濁すことにする。たいして面白味のある事件でもなく・・・ただ醜悪性と不愉快さだけが際立つ。
日本陸軍は戦前、下級兵士に敵兵を殺す根性を付けさせるためと称して、中国などの捕虜や非戦闘員(婦女子とか老人)を練習用に殺させるという蛮行を平気で行っていた。また、部下に不法行為の指示命令を出しておきながら、事件が発覚すると部下のせいにして責任逃れをするという“麗しい習わし”が特に巨大組織体において継承されてきた。戦後の度重なる疑獄事件において、そうした醜態が、政治家と大企業幹部の双方の側において、繰り返し晒されてきた。それの象徴とも言える人物が現総理大臣閣下の御祖父であらせられた岸信介氏(元A級戦犯・「昭和の妖怪」)である。こうした昔ながらの“伝統的”な慣習や体質が、今も政界・財界・スポーツ界などの一部で温存されている。決して日大アメフト部だけの問題ではない。公文書の改竄、犯行を指揮した責任者の甘い処分、セクハラやパワハラの容認、最高権力者の恣意的な利益誘導政治・・・すべては同じ根源に由来するのだ。 (以上。一部改訂)
(別の場所に書いた関連コメントを追加する。)
宮川泰介とかいう学生への同情論が広がっているが、いかにも日本愚民らしい反応だ。名乗り出て真相告白したのは、なるほど多とすべきであろう。だが、勘違いしている奴がいるが、彼は全責任を負っているわけでもなく、負えるわけでもなく、負う必要もない。彼の一種の“勇気”は認めてもいいが、所詮は加害者であることを忘れるべきではない。アメフトを辞めるという彼の将来に懸念・同情する奇特なお人好しもいる。だが、お前に指さして問う。それほどの同情を、お前はちゃんと被害者に向けてきたのか? 被害者こそ同情の的であるべきなのに、同情と関心の向け方が転倒してないか!? そうしたことに無自覚に、マスコミもこの事件を“お涙頂戴”的な的外れな方向に誘導しつつある。まあ、いつものことだが・・・。こうして結局、何も変わらないガラパゴス日本!