②からの続き

 

 

家族4人のうち九星で娘だけが違う性質を持っていたので、タイムラグで問題が発生しました。それも肉体面ではなく、精神面で。

夫の実家に引っ越した時に、長女は保育園の年長さんでした。

元々夫の実家の近くに住んでいたので、保育園を変わることなく、家以外の環境は変わらなかったと思うのですが、保育園を卒業して、年明けに小学校に入学して、友達付き合いが苦手な感じでした。それでも小学校は普通に卒業しました。

 

そして地元の公立中学には行きたくないというので、中高一貫校の私立の学校に行くことになりました。
夏休みまでは頑張って通っていました。夏休み明けから朝、「お腹がいたい」といって起きられなくなりました。

はじめスクールカウンセラーの先生に相談したりしたのですが、解決せず、不登校になった原因が夏休みの宿題が全然できていなかったからということが後でわかりました。進学校だったので、きちんと課題をやらなければいけないと思ったようなのです。

文化祭とか体育祭のような授業のない日は行けるのですが、数学の先生が、課題を出すように何度もしつこくいうので、逃げ場がなくなり、また休むようになりました。


2年生の終わりに、担任の先生がこのまま高校行っても、出席日数が足らないので留年になってしまうので、他の学校に受験しなおしたらどうか?というので3年生から公立中学に通う事になりました。


公立の中学も2カ月ぐらいしか通えず、ざわざわするとか落ち着かないとか、皆と上手にやれないようでした。
週に1回私とスクールカウンセラーの先生と面談があって、その時間は一緒に行くことができました。

スクールカウンセラーの先生が自発的に動き出すみたいな先生で不登校の子がいく学校をすすめてくれました。

そこは寮がある学校だったのですが、「寮に入るのは絶対嫌」と言い張るので、家から1時間ちょっとかけて通う事になりましたが、そこも1年でいけなくなりました。

2年生の時に通信制の公立高校に編入しました。
通信制は実は大変だったことが入ってからわかりました。

課題が山のようにあり、本気で勉強しないと卒業できないところだと思っていた矢先、
知らない間に娘が休学届を出していたことが分かりました。

せめて高校ぐらいはと思っていた親心は叶わず、1年ぐらい引きこもりの後、
パン屋さんのバイトを探してきて外に出て働くようになりました。

引きこもっていた時に、ネットで気心が合う同世代の友人を見つけ、名古屋に会いに行くことがありました。
その時にシャンペインというバンドのことを教えてもらい、ライブに行きたくなったようです。
だからお金が必要と思って働くことにしたのだと思います。

シャンペインというバンドは後にアレキサンドロスという名前に改名します。

そうです。私の大好きなバンド アレキサンドロスは娘から教えてもらって親子でハマったのです。
私がアレキサンドロスが大好きなのは、娘を外に出してくれた恩人だからでもあるかもしれません。

娘は星で見ると、溜めて溜めて溜めてという発散できないタイプの子です。
ライブを思い切り楽しむと、溜めていたネガティブな想いも一層され、健康で働いて世の中に還元できるのです。

④へつづく