良いお天気でした
8月19日、昼公演に続いて夜公演も観ました
今度は2階席G列の通路側席。
前も通路なので、視界良好
通路を挟んで前のF列はA席なので、なんかとってもお得感満載のお席でした
まだ博多座公演続いているので(27日千秋楽)こそっとネタばらし行きますね。
まだ知りたくない人は、ここでストップして下さいね
「不思議の国のアリス」をモチーフにしたこの舞台。
なんか、「因幡の白兎」みたいな兎出てくるし、全くわからなかったんですけど、途中で「拉致」というワードが出てきて・・・
麻袋とか出てきて・・・
ああ、これ、北朝鮮の拉致の話なんだって気付く。
多部未華子さん演じるアリスはめぐみさんね。
「10年も経つんだかもの(いるんだもの、だったかな?)こどもだってできるわ」って台詞が印象的でした。
そして、松たか子さん演じるお母さんは早紀江さんか・・・。
高橋一生さん演じる「兎」は、工作員「安明進(アン・ミョンジョン)」とはっきり名前が出ました。
最後は会場からすすり泣きが聞こえてきましたね。
社会派(というのか?)野田地図の作品のよくあるカタチだとは思うんだけど、想像してたのは「戦争」だったんですよね。
だけど、「拉致」って・・・
このテーマは重過ぎるわ・・・
まだまだ今まだ現在進行形だし。
モデルの顔と名前もすぐに思い浮かぶし。。。。
「不条理」って言葉、そのままですよね、ホント。
私にとっては言ってみれば他人事なので、正直、もう過去の話になりつつあったり、忘れかけていたり・・・
野田さん、よくぞ、これを作品にしてくれました
そんな思いで、拍手を送りました。
最初、なんか意味の解らなかったこのポスターも、観た後で見ると、とても切ない。