9月に、夫の大学時代のミニ同級会を静岡で開催することになった。

初日の2次会をどこでするか?

思いついたのが、会社の同僚Oさんの息子さんがバーテンダーをしている vincent bar GOGH。

昭和町にあり、我が家からも歩いて行ける距離にある。

 

一度も行ったことがないので、昨晩うかがってみた。

Oさんも、同行してくださり案内をしてくれた。思いもかけず、もうひとりの同僚Uさんも一緒で、うれしい下見となった。Uさんは、とても面倒見がいい人なんです。Uさん、いつもありがとう。

 

アルコールがほとんど飲めないので、そもそも、バーに行ったことがない私。興味津々。

 

出迎えてくれたのは、なんとも爽やかで感じのいい好青年の大貴さん。お母様のOさんにそっくり。

 

 

ここは、アブサン&ハーブリキュールをメインとしているとのこと。この店の名前は、アブサン好きだったゴッホに由来しているそう。

ゴッホ好きな我が家には、名前からして好ましい。

 

アブサンは薬草系リキュールだそうで、夫に作ってもらったものを味見したが「なるほど、薬草だ」。

大学で生薬専攻だったので、なんとなくうれしい(関係ないか)。

 

 

初めてバーに来たけど、バーで静かにお酒を飲むって、いいものですね。

「お酒が飲めたら、私の人生もっと楽しかったのに」と言ったら、「お前は、きっと暴れるタイプになる」と夫が暴言を吐いた。

でも「そうだね」と思わず同意してしまった自分・・・。

 

 

大貴さんがシェーカーをふる姿。かっこいいですね。

 

 

投薬瓶にそっくりな瓶で、ポップコーンをいぶしてくれた。独特の風味でおいしかった。モコモコの煙が見えますか?

 

 

パスティスもあり、夫が注文。

パスティスと言えば、ピーター・メイルの『南仏プロヴァンスの12カ月』を思い出す。

村人が集まってきては、パスティスを飲む場面が何回もあったなぁ。

 

水を加えると白濁するパスティスやアブサン。そういえば、我が家にいたフランス人のYannを訪ねてフランスに遊びに行った時も、パスティスを飲ませてもらったっけ。

パスティスはアニス(西洋ウイキョウ)やリコリスなどで風味づけされているそう。

Yannが「これが入っているんだ」とアニスの茎を折ってくれたのを、突然思い出した。

 

 

静岡にいて、フランスを旅しているような気分。

知的興味も刺激されて、バーっていいな、と思った。

バーテンダーは、知性と品格を求められるとても素敵な職業ですね。

 

大貴さんの画像ばかりで、他の画像が一枚もなかった(汗)。一緒に行ってくださったOさん、Uさんごめん。Oさん、こんな素敵な息子さんがいて、うらやましい!

 

以下が、GOGHのサイト⇓

http://www.bar-navi.com/navi/gogh.html

 

さて、帰宅時、パトカー2台がサイレンを鳴らして、猛スピードで走っていった。

歩いて行くと、青葉交番の近くに2台のパトカーと人だかりが。

やだ、何事?と思ったら、酔っ払いのケンカだった。

 

酔っ払い2人に警官8人。日本ってほんとに安全で平和な国なんだな、と思いました。

お酒は上品なバーなどで、上手に飲みましょうね。