夫の兄弟たちと集まることも、最近では法事くらいになってしまった。

それが、私にはとても淋しい。

4人兄弟夫婦でもう一度旅をしたい、と最近思うようになってきた。

 

 

2番目の兄が、去年「いつか、大井川鐵道のSLに乗ってみたい」と言っていたので、今年はぜひそれを実現させたいと思っている。

お誘いをかけたら、みんな乗り気のようだし。

 

 

大井川鐵道C10(大井川鐵道のサイトから)。

 

 

計画を立てるのは、まあ私しかいないので、私が企画実行委員になるわけですが(笑)。

今まで、長兄夫婦には、さんざんお世話になってきたし、他の兄弟たちともいい関係を築けてきたと感謝している。本当にいい兄弟なんです。

だから、お礼の意味もあって、一肌でも二肌でも脱ぎます。

みんな、高齢化しているので、動けるうちに旅しておかないと。

 

これはC11。

 

 

千頭から接阻峡までのアプト式にも、ぜひ乗ってみたい。

 

 

さて、夫が新幹線での忘れ物を取りに行った件です。

4時間余分に旅をしてきた夫(笑)ですが、無事にバッグと共に戻ってきました。

 

実は、最近、母の足が頼りなくなってきて私は母につきっきり、夫は大きなスーツケースをひとりで運んでくれていたので、ついついバッグを忘れてしまったのですね。

 

いつも感心するのですが、夫は、母に対して、いやなことは絶対に言わない。

これは徹底していて、一度も母の悪口を言ったことがないのは、すごいことだと思います。

年老いた母を一緒に旅行に連れて行ってくれる夫に感謝です。

 

母とスーツケースに気を取られて、バッグを忘れてしまったのは、仕方のないことだったと思います。私も後から席を立ったのに、全く気がつかなかった。

 

ふたりで、

「きっと、スペインでは気をつけようって忠告だったんだよ」

「そうだね、あはは~」

「スペインでは気をつけなくっちゃね」

と、話したことでした。

 

楽天的なふたりです。よかった。