1月中旬からの夫の放射線治療に付き添うために、明るい色の服で病院に通おうと思った。

 

病院は、黒、茶など暗い色の服ばかりがあふれている。ただでさえ、重い空気が漂っているうえ、暗い色の服を見ると、ますます気が滅入ってくる。

 

「元気になる服はないか?」とネットで探していたら、SCAPAのクリスマス期間限定バーゲンで、ベリーピンクのチェスターコートが見つかった。

 

以前のものらしく、なんと67%引きである。

 

ピンクのスカーフと合わせると、ここだけ春が来たようで、なんだかほんわかしてくるのであった。

時々このピンクのコートを着て、通院することにした。

 

命に別条のない病気なので、こんな余裕があるのかもしれない。

 

それでも病院通いは暗い気持ちになる。

明るく優しいピンク色を纏うことで、緊張やストレスが緩和され、私自身が周りの雰囲気に引きずられないようにすることができるかもしれない、と思った。

 

フットジェルも、今月はベリーピンクでコートとコーディネイトした。

 

 

夫にも、できるだけ見ぎれいな恰好をさせて、私もピンクをはじめとした明るい色の服を着て、週4回の治療に通っている。

服の力で、私は気持ちを保つことができているのだと思う。
 
 
さて、放射線治療はまだまだ続くのに、うれしいことに先日の受診で、血液検査も正常値になっているので、内服は今回の処方で終了。注射もあと2回で終了と告げられた。
 
えっ? こんなに早く無罪放免? 
気が抜けて、帰宅後、死んだように寝てしまった。

 

2月中旬まで治療は続くけれど、それさえ頑張れば、退職後ずっと頭のどこかを占めていた病気の不安が払拭される。

 

やっとで穏やかな第二の人生が始まるのだ。

 

できるだけ美味しいものも食べて、明るい気持ちで治療を乗り切ろう。

 

 

真冬の和ばら。

『花見小路』が、庭でピンクの花を咲かせていた。

 

和ばらは、かよわそうに見えるが、とても強い。