週末、新年初に観た作品はこちら。
『クリムゾン・ピーク』
ギレルモ・デル・トロ監督の最新作で、ファンタジックなホラーです。
私は『パンズ・ラビリンス』が印象深く、ダーク・ファンタジーな内容を想像していました。
よって怖さはあまり期待していなかったのですが、これがなかなか不気味な映像にできあがっていて、デル・トロ監督節のダークな表現がいい方に働いています。
そして20世紀初頭のニューヨークをはじめとした舞台設定が美しく、その芸術性も楽しめます。
特に劇中に登場する掘削機はスチームパンク(そちらは詳しくないですが)愛好家の心をくすぐるシーンになっているのではないでしょうか？
そして、ほどほどの怖さだけで終わってはつまらないですね。
ここからがこの映画の軸となっているでしょうか。
ちゃんと謎解きの要素が入っています。
古い時代を舞台に、軽くミステリー的なストーリー展開とゴシックな装飾は、ダニエル・ラドクリフ主演の『ウーマン・イン・ブラック』やレベッカ・ホール主演の『アウェイクニング』のような作品が好きな人も楽しめる内容なのではと思います。
(過去記事にてアップしています↓)
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