"攻殻機動隊" "パトレイバー"の押井守監督!『東京無国籍少女』観ました | Blu-ray DVD Amazonビデオ 劇場最新作より、映画の感想・レビュー!

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東京無国籍少女』──。



一日の上映回数が少ない映画館。一番近くで夕方遅くに1回。その次に近いところで朝と夕方遅くの2回。

というわけで日曜日の朝から出かけて後者の映画館へ──。


意味を理解するには難しいラスト。

ここに何らかの意味を示すシーンを入れるなら、90分では短いでしょう。


「映画は一回観ただけで解ったつもりになる必要があるのか?」

と、疑問を投げかけているという押井守監督。


端から明確な答えを求めて観る作品ではないというのを前提としての感想は、まずはその映像やアクションシーンの美しさが魅力的です。

TOKYO TRIBE』で見事なアクションをこなしていた清野菜名(こちらもほぼ主役級の位置だったような…)。

ファンになってしまった筆者としては、彼女の初主演作でしかもアクションシーンありというだけでも観る価値があると思い映画館に行きました。

かえり血がこんなに美しく映えるなんて。

終盤のシーンへの解釈はもう少し時間がかかりそうです。


「観るたびに違う印象を与えるように心掛けている」

という監督。


筆者はというと、1つの作品をそう何度も繰り返して観ることは少ないですが、この作品はまたしばらく間をおいて観たくなるでしょう。


筆者が割と回数をかけて観たいと思わせられる作品としてあげるなら、ジェイミー・フォックストム・クルーズ主演『コラテラル』が思い浮かびます。

作風としてはとにかくテンポよくストーリーが展開していき、1シーンごとの切れ味があってクールなまとまりがあるといったところでしょうか。

─壮大な大作感ではない、スタイリッシュな場面設定が重視。

この作品はL.A.という街がまた主役であり演出のようです──。


東京無国籍少女』も短くまとめられたストーリー展開とスタイリッシュなアクション。

そして学校が舞台ながら、劇中で流れる優雅な音楽とともにどこか幻想的に感じさせられる描写がある。

なので何度も観たくなる作品と言えるかもしれません。

聴いて心地いいと感じるいい音楽なら何度も再生したくなるように。


そういえば『TOKYO TRIBE』もまた観たい。




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