今回こそは可能性高いか | テニスのカナメ ~ 誰も教えない超重要ポイント

今回こそは可能性高いか

Wimbledon 2006。

中国人で始めてベスト8に残った Li は クライスターズと対戦。

2セット目途中はリードするも追いつかれて結局は 6-4、7-5のストレート。

Li の試合は始めてみたけど、かなり粗い。

ハードヒットが持ち味のようだけど、それにしても粗過ぎる。

正直、これでよくベスト8まできたなと言う感じだが、球足の速い芝であるからだろうか。

クライスターズの速いショットに打ち負けている感じ。

自分のペースに持ち込めないために、アウトが多くなってしまっている感じだった。

※ そんなことを考えると、どうしても 杉山 愛 には勝って欲しかった。

クライスターズも途中ペースを乱したが、押し切った形。

お得意(?)の開脚してのスライディングや、正確なハードヒットに観客もうなる。

決定的な差だったのは、正確さもさることながら、差し込まれたとき・振られたときの対処。

クライスターズはとりあえず返球しているのに対して、Li はミスを連発。

とりあえず返球した「チャンスボールは絶対クライスターズに叩かれる(キメられてしまう)」

のを警戒していたのだろうが、たとえプロの世界でも100%決められると保証のあるものではない。

事実、クライスターズがなんとか返球したヘロヘロなボールを Li がミスする場面も何度もあったし。

1%に満たなくてもポイントが取れる確立を残すか残さないか....これが大きな差になった。



クライスターズの準決勝の相手は、またも エナン。

ベルギー人対決。

なんども見た対決だが、前回負けているだけに今回こそはクライスターズに頑張ってもらいたいもの。