というわけで本当に行ってみた。アントニオ猪木酒場!てゆーかアントニオ猪木酒場って何?
アントニオ猪木酒場とは、アントニオ猪木氏本人による全面バックアップのもとにつくられた 先月オープンしたばかりのプロレス居酒屋。こんな居酒屋、プロレスファンのオレがほっとくわけにはいかないぜ。行かなきゃしょうがないぜ。
池袋駅東口そば。入り口はド派手なネオン。店内に入ると 店員さんが「カン!」とゴングを鳴らした。そして、「○名様 入場です!」
ふぬっ!プロレスファンのオレは もうこれだけでちょっと満足してしまった。ヤバいぜ。まだなんにも飲み食いしてねぇのに。
それにしても店内は広い!都会のど真ん中でこれほどの広さ!
店内中央にはリングの形をしたカウンター席が。さらに壁じゅうに猪木氏のレアな懐かしい写真が飾られまくり。その他 貴重な猪木グッズもたくさん展示。
んー猪木酒場というより、これはまさに猪木博物館。猪木ワールド、猪木ユニバースだ。「猪木なら何をやっても許されるのか!」とは別に言わなかったが、さすがは常識を超えた発想の持ち主である猪木氏。スケールがデカいぜ。
モニターでは常時懐かしの名勝負を放映。腕折りのシン戦。せこい勝ち方のハンセン戦。大巨人没落のアンドレ戦。歴史的敗北の天龍戦。特にアンドレがギブアップしたやつは、オレがガキの頃に見てて相当ショックを受けたやつだ。あぁ 懐かしい。
てゆーか食おうぜ。プロレスラーの店といえば やっぱり肉だ。
「おまえら噛みつかないのか!」と言われるまでもなく アントン風ビフテキに噛みついてみた。おぉ こりゃボリューム満点で食いごたえがあるぞ。なかなかイケる。
猪木酒場のメニューはとってもユニーク。ファンの心をくすぐるようなオリジナルネーミングが これでもかとばかりに施されている。
コブラツイストを食べて、雪崩式ブレーンバスターをパクつき、アックスボンバーを飲みながら、イノキボンバイエをつまんでいると、さすがにお腹いっぱいになってきた。もしも料理がマズかったりしたら、「こんな会社やめてやる!」とか言って黒パンいっちょで出ていってやろうかと思ってたけど、その必要もなかったよ。
最後にお会計をお願いすると、「○番テーブルのお客様 リングアウトです!」
ふぬっ!これ以上オレを喜ばせるな!
「迷わず行けよ 行けばわかるさ ありがとーっ !! 」