秋から冬への季節の移ろいを楽しめる季節になりました。皆さまはお変わりなくお過ごしでしょうか。

 

さて、私たちは今年度、「膠原病との暮らし」をテーマに掲げて、5月と8月に医療講演会を開催しました。

5月に開催した医療講演会では、今村総合病院の伊藤加菜絵先生と、かごしま障害者就業・生活支援センターの日高昂平様と鹿児島産業保健総合支援センタ-の江並朋子様にご講演いただいた後、患者を交えてディスカッションし、会場全体で「はたらく」について考えました。このときの医療講演会は私自身にとっても転機になり、はたらき方を見直すよい機会になりました。

8月に南さつま市で開催した医療講演会は、鹿児島大学病院の髙木博佑先生となんさつ障害者就業・生活支援センターの上谷美香様にご講演いただきました。今まで加世田保健所の管轄で膠原病に関する医療講演会が開催されたことはなく、加世田保健所の健康増進課の課長や保健師さんにもお手伝いをいただき、とても感慨深い1日になりました。

また、いつも「ハートピアかごしま」からはるばる手伝いに来てくださる鹿児島県難病相談・支援センターの心理士さんの存在も欠かせません。

講師をご快諾いただいた専門医の先生方や専門職の皆さま、そして行政の職員の皆さまには大変お世話になり、ありがとうございました。

 

交流会は、4月は伊佐市、6月が鹿児島市、7月に姶良市、10月は鹿児島市で開催しました。6月に開催した交流会の様子は7月15日付けの南日本新聞の「くらし」の紙面に掲載され、紙面を読んだ人からの問い合せをいただきました。取材に来てくださった南日本新聞社の児玉記者には、心より御礼申し上げます。7月の交流会は姶良保健所の保健師さんにもお手伝いいただき、参加者と輪になって語り合い、こころあたたまる時間を共有しました。

 

今年度は、11月に鹿屋市で交流会、12月に鹿児島市で医療講演会、来年の3月に鹿児島市で交流会の開催を予定しています。そして来年度は、ぜひ取り組みたい2つの夢があります。それを実現できるように、少しずつ準備を進めています。

 

つい先日、長男と手をつなぐ機会がありました。長男はべたべたするのを好まず、自律して反抗期の真っ最中なので、触れ合うこと自体が久しぶりでした。正確に言うと、手を繋ぐというよりも急斜面の上り坂で疲れ果てた私の手を引っ張って歩いてくれました。今では手を繋ぐ機会はほとんどなくなりましたが、こころは繋がっていると勝手に思っています。

そんな長男は、12月に今年の夏休みに書いた作文をラジオで朗読することになりました。かなりシャイな性格なので、

「勇気が出たら読む!」

と言っています。勇気が出るように、母は息子の机の前の壁に案内を貼り付けました。きっと私が会場に行くと緊張すると思うので、家でラジオの放送を聴くか迷っています。なんだか息子よりも、私のほうがそわそわしそうです。

青空の会を設立したときはまだ3歳だった長男は、来年の春には小学6年生になります。足が私と同じサイズになり、その成長ぶりに驚きとうれしさで胸がいっぱいです。

 

まもなく、南国の鹿児島も冬の寒さが始まりそうです。私もそうですが、レイノー症状がある患者さまは、特に気をつけてお過ごしください。

 

最近はすっかりInstagramの更新がメインになっていますが、またゆっくりとブログを更新する時間をつくりたいと思っていますので、ときどき覗きに来てくださるとうれしいです。

 

かごしま膠原病の会「青空の会」

代 表:平山 志穂(SLE)

電 話:090-1969-2017

メール:ho.aozora@gmail.com

Instagram:@ho.aozora

LINE公式アカウント:@600mltju

5月11日に開催した「就労」に関する医療講演会(シンポジウム)のことをブログを書こうと思っていましたが、ゆっくり時間をとれずにいます。

患者会の忙しさのピークは過ぎたので、あともうひと踏ん張り、がんばります!

 

ところで、6月10日に開催される「鹿児島地域医療教育講演会」で平山が講師を務めることになりました。

「患者」が講師を務めたことはないかもしれないそうで、私で良いのか躊躇しています。

 

当日は、患者の立場からメッセージを伝えます。

医学生だけではなく一般の方も参加できますので、よろしければお申し込みください。

クローバー鹿児島大学 離島へき地医療人育成センター(電話:099-275-6898)

クローバーGoogleフォーム

第79回鹿児島地域医療教育講演会 現地参加 申込フォーム(6/9締切)

 

息子たちに

「いっしょに行かない?」

と誘ってみました。

ところが、

「習い事に行きたい!」

と即答されました。わが家の息子たちは、お母さんの講演よりも自分の習い事を選びました。涙

それはそれで成長の証ですが、一人だとさすがに緊張するので、いっしょに行きたかったです。

 

無事にスライドも完成し、あとは本番を迎えるのみとなりました。

家族が体調を崩さないように願ってやみません。

 

6月29日は鹿児島市で青空の会の交流会を開催します。

こちらも、皆さまからのお申し込みをお待ちしております。

 

 

 

≪お問合わせ・お申込み≫

代表:平山 志穂(SLE)

電話:090-1969-2017

メール:ho.aozora@gmail.com

Instagram:@ho.aozora

LINE公式アカウント:@600mltju

新年度が始まり、まもなく1カ月が経とうとしています。新緑が美しい季節になりましたが、その一方で、体調を崩しやすい季節でもあります。このブログをお読みいただいている皆さまは、お元気にお過ごしでしょうか。

 

さて、SNSで周知しておりますとおり、青空の会は九州労働金庫様の「九州ろうきん第21回NPO助成」を受け、5月に「就労」に関するシンポジウムを開催します。反響がとても大きく、現在までに50名を超える人たちから申し込みをいただいております。周知に関してご協力いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。

 

シンポジウムでは、専門医や支援者による講話、多発性筋炎/皮膚筋炎の患者と「看護師」という夢に向かって学業に励んでいる全身性エリテマトーデスの女子大生の体験談を聴く時間を設け、最後に参加者同士がグループワーク(交流会)でつながり合って、情報を共有できるようにしたいと考えております。

私が膠原病疾患の患者であるということが分かった20年前は、これほどSNSやネットが普及していなくて、医療講演会へ足を運んだり専門書で学んだりする時代でした。今ではすっかりパソコンや携帯を片手に情報収集ができる便利な世の中になりましたが、今回はSNSでは手に入らない「膠原病の専門医や支援者による確かな情報、そして患者の生の声」を皆さまにお届けします。

 

私たちの「膠原病」は働き世代に発症する人が多い疾患で、仕事について悩んだり困ったりする人が多い印象です。実際に相談を受ける機会が頻繁にあったり、私も就労について悩んだりした患者の一人です。でも、鹿児島県難病相談・支援センター主催の「就労支援セミナー」に参加したことがきっかけで、障害者就業・生活支援センターとつながり、専門職の支援のもとで今の職場で働くことができました。療養生活を経て、ゆっくりと社会への一歩を踏み出した私の体験談を交え、雇用主の「上司」からいただくコメントもお伝えできればと考えております。

 

ときどき、就労支援セミナーに参加していなかったら、働かずに専業主婦のままだったのではないかと思うときがあります。私のように、支援があれば一歩を踏み出したり、今の状況を変えたりできる人もいるのではないかと思い、膠原病の患者さまたちにも就労支援を広めるために今回のシンポジウムを企画しました。みんながどのように仕事に就いたのか、どういうふうに仕事や学業に向き合っているのか、少しでも療養生活を送るうえでのヒントになったらうれしいと思っています。

 

それから、働き世代ではない患者さまやご家族、私たち膠原病患者に関わっている関係者や一般の方にも、参加していただきたいと思っております。

申し込むのは勇気が必要だと思いますが、丁寧に対応したいと思っています。ぜひ、気軽にお申し込みください。会場で皆さまとお会いできることを楽しみに、今月いっぱい、申し込みをお待ちしております。

 

Googleフォームからの申し込みはこちらから

 

 

 

成人向けの案内

 

小児向けの案内

 

≪お問合わせ・お申込み≫

代表:平山 志穂(SLE)

電話:090-1969-2017

メール:ho.aozora@gmail.com

Instagram:@ho.aozora

LINE公式アカウント:@600mltju