2010/10/08 パリ (Paris)
中世の貴族の館が多く残るマレ地区。
貴族の館は現在図書館や美術館、博物館などとして利用されています。
今日はそのひとつ、カルナヴァレ博物館に足を運びました。
ここはパリの歴史を紹介する博物館で、特にフランス革命関連の展示が充実しています。
そしてアルフォンス・ミュシャが1901年にデザインしたフーケ宝飾店の内装が寄贈され
原寸再現されていることでも有名です。
数日前、チェコでミュシャ美術館などを見てきたばかりなので楽しみにしてきました。
門をくぐると綺麗に手入れされた中庭が広がります。
プチ・ベルサイユ状態。
この博物館は1548年に建造されたルネッサンス様式の貴族の館を改修して作られたものです。
パリの町並みを華やかに飾っていた看板たち。入口からほど近いところに展示されています。
素敵なサロンがいくつも並んでいます。
寄木細工のような家具がとても素敵でした。
絵画がズラリと並ぶフロア。
フランス革命のフロア。
これはタンプル塔に幽閉されていたマリー・アントワネットの部屋を再現したのも。
わずか10歳で亡くなったアントワネットの息子ルイ17世。
革命広場(現コンコルド広場)の断頭台に立つルイ16世の様子を描いた絵画なども展示されていました。
ルイ16世、アントワネットとその子供達の遺髪も展示されています。
人権宣言のパネル。
ピエール・ユラン伍長。ベル薔薇のオスカルのモデルとなった人物です。
かなり見るところが多く、気づいたら閉館20分前。
まだミュシャのフーケ宝飾店を見てない!ってことで係りの人に場所を聞いてみると
「もう閉まってるよ」って (´;ω;`) ソンナ・・・
最初に見ておくべきだった。またいつか来ます。
ここカルナヴァレ博物館はパリ市が運営しているため無料です。
展示物も多くお庭も綺麗だし、おすすめの場所です。