(2012-02-14 23:42:25 の記事)

先日、「アレフ新規信者、北海道で突出…全国の36%」http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120204-OYT1T00151.htm とのニュースが報道されました
 それと同じように、偽装ヨガ教室をきっかけに、アレフに入信することになり、ひかりの輪の「アレフ洗脳被害脱却救済窓口」にメールでご相談くださり、その後、二ヶ月後に、無事脱会できた方の実例をご紹介します。

「もう苦しくてどうしようもない、死ぬことも考える、たすけてください」

 という、たいへん深刻で急を要する、アレフに入信したことで引き起こった悲痛な悩み相談のメールでした。
 アレフに入信して1年4ヶ月になる20代の女性の方でした。
 「かつてオウム・アレフの経験者だからこそ何とかしてくれるのではないか?」と思って連絡をくださったとのことでした。

 数回ほど、メールのやりとりをさせていただいたところ、たいへん深刻で急を要するご相談だったので、5~6回ほど電話でお話をしました。1回の電話で3時間くらいお話しました。そして、2ヶ月後に、無事脱会することができました。

 彼女の、アレフにいた期間は一年4ヶ月という、わたしたちに比べれば短い期間ではありましたが、アレフの、現実と異なること(オウム事件はオウムの犯行ではないなど)を教える洗脳的教化や、麻原を崇拝させる修行実践の結果、この短期間で、わたしたちがオウム真理教時代に陥っていたのと同じような精神状態にまでなってしまっていました。

 この事実に、わたしたちは、改めて驚かされ、オウム的な洗脳的教化への危機を痛切に感じました。

 脱会後も苦しんでいらっしゃいましたが、その後、心も落ち着き、宗教を離れて、「笑顔で自分らしく生きたい」と、前向きに一歩踏み出され、ほんとうによかったと思います。(ひかりの輪とは脱会支援の関わりのみで、入会はしていません)

 今回は、このブログの趣旨にご賛同いただき、かつてご自身がどのような精神状態になってしまったかを訴えるメールの公表にご協力くださいました。

 アレフの勧誘活動の実態、入信後の洗脳的教化活動の実態、教義の問題点などがリアルに記されています。

(なお、アレフ側にご本人が特定されないよう、メールの時期、入信の時期は記載していません)

(Eさん 20代女性)

1.Eさんから最初に来た、「アレフ洗脳被害者・相談救済窓口」あてのメール



■ ミクシィから、カレーの会、偽装ヨガ教室に勧誘される


 アレフについてご相談したくメールさせていただきました。
 文章力がないため読みにくいだろうと大変申し訳ないのですが、一人で悩むのもうんざりなので、長文ですがよろしくお願いいたします。
 私は今20代の女性です。アレフに入信して1年4ヶ月になり、今も入会しています。

 入会する前は、スピリチュアルに興味をもち、人と話したり笑ったりいろいろ不思議なことなど考えるのが好きでした。
 入会する三年ほど前から、心の持ち方で人生が変わることを本当に実感し、人生で学んできたことを軸に、精神的に豊かになれるように自分なりに勉強し、自分に自信が持てるようになり、心をひろく持てるようになっていました。いやなことや人が、あまりなくなりました。
 たくさんの人と出会い、人と関わり人から学んだり、人との関係で、自分を認識できたりするものだと思っていました。

 最初、ミクシイでメールをもらい知り合ったかた(Aさん)と何度かやりとりし、「スピリチュアルなことなど色々お話しませんか?」と「カレーの会」に誘われ、会いました。

 私以外は、Aさん含め三人いました。(みんな信徒でした。うち二人は女性です)
 ヨガの話などもしました。3回ほどカレーの会をして、わたしも当時、「ヨガを教室で習いたい」と思っていたのでその話から、「私たちは個人で教えている先生に習っているのですがどうですか?」という感じでいわれたので、興味があったわたしは、「参加したい」と言いました。

 ヨガの教室は、Aさんの家に先生を招いたりして行われ、生徒は、私とAさんとカレーの会にいた女性信徒で、アーサナメインの教室を数回しました。(入会してから判明したのはアーサナの先生はサマナの方でした。)

 アーサナの教室の次は、勉強会でした。
 Aさんの家で、Aさんと女性信徒と私と三人で、ファイルしたプリントを使い輪廻の話やヨガ哲学の話などを勉強したり、チベットの修行や、冤罪の番組のDVDをみたりしました。
 「間があくとあまりよくない」と、週一で開催され二、三か月ほど続きました。
 生まれ変わりは信じていたものの、人は人に生まれ変わると信じていたので、六道輪廻の話を初めて聞き、怖くなりました。

これまで、ストレスで過食症みたいになるときが何度かありました。心が安定してきて、そういうことがあまりなくなったのですが、「自分は食のむさぼりが強かったので、’餓鬼’というところを初めて知って自分はそうなってしまう!」と怖くなり、勉強会の話に興味を持ち、ハマりました。


■「第二段階」で、アレフと明かされる

 彼らは、「自分たちは道場で勉強している」と言っていました。
 勉強会も進んでくると、Aさんは、「第二段階に入れば道場にいける。第二段階に行くにはもっと勉強がいる」みたいな感じで、’第二段階’をもったいぶりました。
 私もそんな風に言われると、とても興味が出て早く’第二段階’とやらに進みたくなりました。

 いよいよ時が熟したらしく、第二段階の入会に進めるとのことで、「続けて二日続けて時間を空けてほしい」といわれ、予定を合わせAさんの家に行きました。そのときに、「実はこれまでのこの教えはこの人の教えなんだ」といって、麻原尊師の写真を見せられました。

 はじめ、見せられてびっくりしましたが、インドにいったときに麻原氏のような風貌の修行者や、もっと汚い感じの修行者を見たので、「だから麻原氏はこんな風貌だったのかぁ」と納得しました。(事件うんぬんではなく麻原氏の風貌に対しての納得でした。)
 勉強会のときもパッケージや見た目で判断するのではなく中身で判断するよね」という話をしていました。(自分も人に対してはそうだったので共感して話していました)
 なので、グルが麻原氏でも今まで勉強会での教えが自分にはまり、「よいものなのだからよいものなのだろう」と思い、すんなり入会しました
(麻原氏を打ち明けられた時、まだオウム真理教ってあったんだ」と正直おもいました


■アレフ入信後、アレフの修行実践で変わってしまった自分


 教えを学ぶ前から、『自分が心の持ち方で、とても精神が解放されイライラやおこることがあまりなくなったので、みんなのことも楽にしてあげたい』と思っていたので、「入って勉強すればみんなを救えるんだ」と思い、うれしくなりました。
 海外旅行、勉強することや本を読むこと、人との交流が好きで、人生は楽しむものだと思っていました。

 アレフの道場の本を読んでいくと、「楽しみを求めてはいけない」とあり、「自分の好きなことは、全部楽しむためにやっているからだめなんだ」と思い、やめました。
 本も、「一般の本はあまり読まないほうがいい」と言われていたので読まないようにしました。テレビはもともとあまり見なくなっていたので、何も思いませんでした。

 人のためになれる’何か’を求めていたので、「これだったのか!」という感じではまり土日の休みは朝から晩まで道場で教学をしたりして、今までの自分の時間をすべて修行生活に移して行きました。

 本を読むのが好きだったので、教学のお話を早く読みたくて、10課までハイスピードで進めました。
 食事にとらわれていて、餓鬼に落ちるのがこわくて、食事も一日1回にしたりしていたら、もともと一日二回の食事で細かったのですが、異常にがりがりになり骨と皮だけになっていきました。

  私は家族と実家で暮らしています。平日も毎日のように仕事が終わってから、道場に行き修行し、夜12時過ぎに帰宅して、家族にオヤスミだけを言って寝て、 朝は早起きしてガージャカラニーしたり、オウム食的なもの(野菜の水煮)を作ったりして仕事に行くという生活をしていきました。(「家族にご飯を作っても らうと、供養となりカルマを受けるから」とのことで、今までお弁当や夕飯を作ってもらっていたのを拒否し、自分でオウム食のようなものをつくるようになり ました。)

 「少しでも多く説法を聞かなければいけない」とのことで、家族との食事中も、家にいるときはつねにCDを聞きました。
  親には「ヨガに通っている」と言いましたが、毎日夜遅い、土日はまるまる家にいない(道場が遠いので土曜は家に帰らずとまったりしていました)お経のよう なものが聞こえる(私のとなえるマントラやCDが聞こえていた)、だんだん痩せていく、とのことで大変怪しまれました。

 「オウムに入ったことが、家族には、ばれたら絶対まずい」と思っていました。
 「真理を実践するためのウソはウソにならない」と言われたので、「ヨガだ」と言い張り、「ヨガスタジオで先生がいて習っているんだ」と言ったり、「友達の家に泊っていると」言って道場に泊りました。

 ヘッドギアを洗って干したのが見つかり、「オウムみたい」と怪しまれましたが、苦し紛れのウソをつき、ごまかしました。
 ウソをつくのでばれないように、詮索されないように、家族とあまり話さないようにしました。(「情を切らなければいけない」という思いもありました)
 ウソをつくので、目をあまり合わせられなくなりました。

 私は「道場での修行だけがすべてだ」と思い、「それ以外はだめなんだ」と思い込んでいました
 
 ’カルマ落とし’がこわくて、「ああなったらこうなったらどうしよう」とか、「楽しんでたらだめなんだ、苦しまなければいけないんだ」と精神的にちじこまっていきました。
「綺語を話してはいけない、現世遮断だ」と思い、会社の人とも話さないようにしました。
 道場ではだれも笑わないので、「修行者は笑ってはだめなんだ」と思い、あまり笑わなくなりました。(ウソをついてる後ろめたさや、三悪趣えの不安や、みんなにオウムとばれたらどうなるのかとの不安やカルマ落としの恐怖で、心が暗くなっていたのもあると思います)
 綺語やテレビや食欲や恋愛の話をしている会社の人とは、話すことがなくなりました。

 入信前は笑ったり話したりするのが好きで、会社のみんなと仲良く、みんなに元気を与えられる人になりたかったので、
笑顔を忘れず、文句や悪口をいわないようにし、自分の可能性を信じていました。

 あまり話をしなくなり、笑わなくなり、痩せこけていく私を、周りは心配していました。
 自分でも思いますが、明らかに人が変ったようになりました。
 コミュニケーションの仕方が、あまりわからなくなりました。
 心がどんどん暗くなり、なにか違和感やずれを感じていましたが、アレフの人には、「教学が足りないから」とか「徳を積めばいい」と言われ、励まされるので通いました

 サットバの光で照らされて、性格が暗い本質が出てきたんだよ」と言われ、’自分は暗い人間なんだ’と自分で暗示にかかるように、さらに重くなっていきました。


■家族とのトラブルが生じる

 入信して半年くらいたったとき、離れて住む家族と、今まで(私のことで)たまっていた家族と一緒に追及され、オウムのことがばれ、数々の真理のためのウソもばれました。

 皆、猛烈に反対し、どんなに危険な団体か説得されました。
 しかし私は、「事件ははめられたもの」といわれていたし、「そんなことは関係なく教えが素晴らしいのだから問題ないはず、ここをやめたら三悪趣やし私の輪廻はどうなるんだ」と思い、やめたくありませんでした。
(私は鈍感で神秘体験はまったくありませんでした。そもそも修行の経験や教えの実践で、自分が変化したとか徳のエネルギーなどの確信があったわけではなく、書籍や説法を読んで自分が自分で勝手に追い込まれていって、「やりたいやりたくない」とかではなく、「やめられない」ということだけでやっていました。

 辞めると嘘をついて、隠れて続けようとしたのですが、ついたウソがばれ修羅場になりました。

 「やめる」と言いつつ、アレフの方と連絡を取り、ひそかに続けることにしました。(やめるにやめれず、やるときめたのは私です。「辞めたと思われたくない」というアレフの中でのプライドがあったのか、「今まで時間とお金をか
けてがんばったしもったいない」という気持ちもありました。)

 (略)
 家族がその1、2ヶ月後に来たときに、また追及され、また朝まで説得され、私のウソ、裏切りに号泣されました。家族の一人は、過呼吸になり、気が狂ったようになっていました。皆、本当に私のことを心配してくれたのに、私のウソはひどかったと思います。

 サマナや法友には、私がアレフと周りに知れたら嫌だから、自分たちの立場を心配して、私がアレフに行くことを止めているんだ」と言われ、「とらわれないように」とのことでした。(一般的に見たら、殺人集団とされているところに自分の家族がいたら嫌だろうし、本気で心配してくれていたのだと思ったので、何か違和感を感じました。)

 教学をしっかり理解し思索できているわけではないし、カルマの法則もあまり理解していないので、私の輪廻転生やカルマの法則の話は、家族からしたら、頭がおかしく洗脳されているとしか見えなかったと思います。(家族は生まれ変わりなど信じないのでなおさら。)
  しかも、私の体は痩せてげそげその餓鬼のようなからだでした。入ってから良いほうに変わったのなら、まだましだったのでしょうが、異常に痩せるし、笑わな いし、ウソついてあやしいし、明らかにおかしくなっていって、それがアレフに入ってからだとなれば、それは反対すると思います。

 「ウソをついて身内を傷つけてまで、家族よりアレフを信じるのか」と言われました。(私は、無知なこの家族たちよりはアレフのほうが真理だから、間違っていないはずなのに」と思いました。自分が理解できないだけで、アレフ自体は本物のはず、自分の実践の仕方が間違っていたんだ」と思っていました)
(略)

■今後どうすればよいかわからず、自殺を考えるようになる

 一生一人でアレフを続けていく自信がなかった私は、今回の話し合いで、家族や親族には「アレフをやめる」となりました。
 しかし心の中では、「やめたらどうすればいいんだろう、なにをすればいいんだろう」と思い、結局またアレフに相談し、「頑張れば変わる」といわれ続けました。

 「家にいるから、家族の影響で不安定になるから、道場の近くに引っ越して、毎日来道すれば安定する」と言われ、勧められました。

 そのアレフの信徒の方々はとてもいい人ですし、励ましてくれますので、それも入信を続けている理由に入ります。
 家族に病院に連れて行かれ、検査し、「ちゃんと食べなければいけない」と言われ、食べるようになりました。
  アレフのことのストレスや、会社での違和感や、今までの反動などで、一日2食たべるのですが、暴食するようになりました。自暴自棄になり、どうでもよくな り、食べるのがストレスのはけ口になり、入信して8ヶ月後くらいの、げそげそだった時から今までで、体重が激増し、入信前の自分よりも増えました。

 入信して8ヶ月後くらいまではまだ、「もっとちゃんと頑張れば、なにか体験や変化があるのかもしれない」と、可能性を信じようとしていました。
 しかし、だんだん、さらにもやもやが増え、ストレスで過食し、何もかも嫌になっていきました。

 「徳をつめば明るくなれるから」と言われ、イニシエーション用に積み立て(お布施)で徳を積むように、ということで、土日の来道の時に一定のお布施を毎週し、2カ月くらいしました。
 その結果、サマナの方には、「調子良くなってきたんじゃない?そう見えるよ。徳の効果だね」と言われました。(しかし私はその2ヶ月間の間も後も、貪りと嫌悪を繰り返していて、全く暗い心から抜け出せなかったのに、そう言われて、本当にわかっているんだろうか?と不信を持ちました。

 道場に行ってもやもやして、家ではなんだかすぐイライラしてしまい、会社では自分で壁を作ってしまい、むなしかったり、自分が毎日つまらなくて精神的に苦しいので、人の楽しそうな姿や幸せに嫉妬してしまい、ますます卑屈になります。

 入信して二ヶ月後くらいから、お昼も会社のテレビがある食堂で人と無駄な話をして食べるより、説法を聞きながら供養するほうがいいと思い、駐車場の車の中で食べるようになりました。
 初めは盲信してたので、「一人で供養できるしいい」と思っていたのですが、違和感に拍車がかかってからここ半年くらいは、むなしくなります。

 頻繁に涙が出たり号泣したりします。毎日「消えたいなー」と思います。
本当は死にたくないのですが、このまま続けても幸せになれないし、やめてもほかのヨガや宗教は本物かどうかなんて私にはわからないし、なにもしなかったらひまだし、生きていきたい理由がありません。
 現世がすべて色あせて見えて、「何をしてもどうせ死ぬんだからやる意味がないんじゃないか)と思い、心が晴れません。カップルや親子の情など見ても、「無常なのに」とか、「執着だな」とか、冷めた目で見たり、屈折してしまいます)

 「輪廻や別の世界なんてないと思いたい。消えてしまいたい」と思います。
 絶対、自殺したくないのですが、どうしたら楽に死ねるか考えたり、このまま生きてもそのうち自殺するんじゃないかなと思ってしまいます。

 「自殺したら死後も(輪廻転生を)狂わす」など聞きましたが、「どうせこのまま生きて人間でも苦しいのに、もういい転生なんてしなくて、三悪趣なら、もう何も考えず消えれたらいいのにな」と思います。


■辞めるに辞めれず、今後どう生きていったらよいのかわからない


  アレフの月刊誌の体験談は素晴らしいものだったり、道場で私の慕う女性信徒さんが蓮華座ではねていたり、1回だけ行った年末セミナーでダルドリーが起きて いるのを見たら、やはり、何らかの神秘的なものはあるはずだと思います。(私はまったくなかったのでそれにも嫉妬します)

 クンダリニーが上がった体験など見ても、うらやましいと思います。(神秘体験が起こるほど、行法などがんばってはいませんが。。。)

 洗脳やLSDによるものだ、ということが書かれていたりしますが、それだけの力だともおもえません。
 「本物の宗教のはず、グルが本当、最聖の魂だったら、やめたら悔しいな」とかいう、信じたい気持もあるのですが、オウムにつてネットで調べたりして、疑念まみれでヤル気は全くないのですが、他にすることもないので、今もだらだらと続けています。(「ひかりの輪は魔境だから見ないほうがいい」と言われましたけど。。)

 宗教ってやってる人は、いいと思っていて人に勧めるけど、勧められた人は、盲信や胡散臭さを感じたりするので、自分が人を宗教に誘うとか、オウムだとばれるのは嫌だったので、全く導きはしてませんでした。

 修行し出して、友達とも遊ばなくなったので、疎遠になってきました。
 そして形状容姿に自信がなくなり、自分の芯がわからなくなり、自信がなくなり、人と接することが苦手になりました。(自分のプライドからも、こんな自分を見られたくなくて会いたくなくなりました。)

 はっきり言って、ひかりの輪も、世間からみたら尊師の弟子の宗教でオウムの分派なわけですし、信じていいものかわかりません。日本でもいろんなヨギーがいますし、どれを信じていいのか、どこに進めばばいいかわかりません。
 外部の人でも「サリン事件はオウムじゃない」という有識者がいたり、他宗教の陰謀などというのや、麻原氏は本物だという人もいますよね。
 カナリアの会などの元信者の批判の証言も、「多宗教のスパイだった人がオウムをつぶすために書いたものだ」という情報もありました。

 アレフの師の方に、「高弟がたや元信徒が否定するのはなぜか?」と聞いたら、「尊師の課題に負けてやめたんだ」と、「嫉妬心やプライドから批判するんだ」と言われました。なにを信じればいいのかわかりません。

 お返事をもしいただけたとしても、それを信じるか信じないかは、きっとまた自分なのでしょうね。。。

 仏教もヨガもスピリチュアルも嫌いになってきました。

  今は、がりがりでおかしい時よりは、笑顔を気をつけて人とコミュニケーションをはかるように意識しますが、会社の人間関係が好きだった私にとって、なじめ ない今は一番の虚しさの因です。(いじめられたりしているわけではないのですが、明らかに変わった私は変な眼で見られているとは思います。それが気にな り、また心がおちつきません。)

 「ホントに前に戻りたい」と強く思います。当時は当時で、真理から見ると無知だったんだろうなと思いますが、自分なりに充実していたので、毎日幸せと思ってました。 
 自分で選んではいったはずなのですが、本当に時間を戻したいです。

 六道を知った今は、どこかで修行しなければいけない、したいのですがもうどこがいいのかわかりません。
 (自分に天界に行けるだけの意志や徳などはないとおもいますが。。。)

  変に修行して、変な世界に突っ込むのも嫌なので、いっそ修行などせず意図的無知に、何も信じないほうがいいのかとさえ思います。修行をしないとしても、も う私には何かをしたいというようなものもありませんし、どうせあっても、かなえたりできる徳もないだろうしと思い、この先の人生に希望や光を感じません。
 (略)

  このまま続けれる気はしませんが、辞めてもどうすればいいのかわからないし、変なプライドからか、やめるというのが嫌で、ずるずるなんとなく生きていま す。(「この人たちはグルに済度され、いい転生していくんだろうけど、私は悪趣だろうし」と嫉妬心や卑屈や嫌悪や、「入信しなければ、こんな今じゃなかっ たはずなのに」という恨みのような感情も出てきます。)

 選んだのは自分なのですが、どうにもこの感情が止まりません。
 (略)

 この先の、自分のベクトルの方向がわかりません。
 ネガティブ志向が雪だるま式に膨らみます。。
 たすけてください。

 長い人生相談で読んでいただいてありがとうございました。

続く