(2012-02-09 22:44:25 の記事)
 アレフでは、脱会を希望する者にたいし、「地獄に堕ちる」などと言って、脱会を妨害する、洗脳的教化が行われています。

 わたしたちは、その恐怖によって抜け出せない方の相談をお受けして、その実態を知りました。

 以下に実例を掲載します。

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●Alephからの脱会妨害について (Hさん 20代男性 東京都 会社員)

 「オウム事件は陰謀によって起こされてオウムは陥れられた」

という話や、

オウム事件は、麻原尊師が起こしたものだが、深い宗教的意味があった」

という話を聞かされた私は、アレフに疑問を感じるようになり、2009年10月頃、アレフ東京道場の幹部に、アレフを辞めたいと申し出ました。

 すると、それから1週間ほど経ったある日の夜9時頃、私の自宅アパートに、アレフ幹部や信者が3人でやってきて、表に駐めてあった車に私を連れ込みました。
 そして、車の中に設置してあったビデオデッキを使って、ある映画を見せられたのです。

 それは、悪いことをした人たちが地獄に堕ちて、針の山を登らされたり、鬼から虐待されたりして、血まみれになって苦しんでいる場面が延々と続く映画でした。

 彼らは、このような地獄の残虐な模様が描かれている映画を私に見せながら

 「もしBくんがアレフを辞めたら、グル(麻原)との縁が切れて、このような地獄に堕ちるんですよ」

というような話を私にしました。

 その上で麻原の説法ビデオも見せられました。

 私は、夜中にこんな脅しのような引き留めを受けて、どうしていいものか悩んでしまいました。

 しかし、その後、このことを、上祐さんやひかりの輪の人たちに相談して、私はアレフを脱会することができました。

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