(2012--03-19 改訂06-17 16:26:41の記事  0915改訂)

 現在、オウム真理教犯罪被害者支援機構はアレフに対して、著作権侵害と、被害者賠償支払いに関する、調停申し立ての手続きの最中にあります。

 アレフは過去のオウム真理教事件を社会の「陰謀」ととらえて、反省することなく、現在進行形で、違法行為を犯している団体なのです。

 本ブログでは、開設当初より、その解決の一助となるべく告発を行っております。

 さて、本ブログ内で、これまで、この件についてのカテゴリーが、「3 アレフの賠償契約拒否問題」の中にあり、「アレフの著作権侵害問題」が、わかりにくくなっていたため、新たに、本カテゴリーを作り、こちらに記事を転載することにしました。

 現在進行形のオウム問題として、非常に重要な問題なので、ぜひご一読ください。

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(2012年3月15日の記事)

◆オウム被害者機構」による、アレフの著作権侵害に関する調停申し立て



本日(2012年3月15日)、オウム真理教犯罪被害者支援機構は、アレフ(Aleph)に対して、

同機構への被害者賠償金の支払いを求めるとともに、
・同機構が著作権を有する、麻原の説法集などの教材一切を無断複製・
頒布しないよう求めて、

東京簡裁へ調停の申立てをした旨を発表しました。

◎読売新聞 『オウム被害者機構が調停申し立て…アレフに請求』
◎産経新聞 『アレフに1億6千万円賠償求める オウム被害者支援機構』
◎時事通信 『アレフに賠償支払い求める=被害者支援機構が調停申し立て-東京簡裁』
◎NHK 『オウム事件賠償 調停申し立て』

 かねてから当団体でもこの『Aleph(アレフ)問題の告発と対策』ブログでお知らせしてきたとおり、
アレフはいまだに同機構への被害者賠償を拒否していますが、その背景には、オウム事件は陰謀によって教団が陥れられたもので、教団は無実」というアレフ独特の考え方があります。


 アレフがそのような荒唐無稽な主張をするのは、麻原を絶対視するアレフ にとって、麻原からの指示なく勝手に賠償金を支払うことは決して許されない という“宗教的理由”がある からであり、その正当化のために上記のような陰謀論を唱えているのです。

 そして、このような麻原への絶対視を信者に植え付けるために日常的に使われているのが、麻原説法集等の教材です。

 ひかりの輪は、同機構が指摘するようにアレフが著作権侵害をしていることに加えて、信者への洗脳教化を防ぐという観点からも、これら麻原説法集等の複製、頒布、販売さらにはいっさいの使用を行わないことを求めます。

 そして、アレフがオウム事件と真摯に向き合い、同機構への被害者賠償金の支払いを行うことを、
あらためて求めます



●追記〈2012年3月19日〉

◆オウム真理教被害者支援機構の、調停申し立ての詳細

 なお、ここで同支援機構によって複製、頒布、販売の禁止を求められている麻原やオウムの教材とは、説法、詞章、歌詞、音曲、写真、絵画、録音・録画されたものなど、一切の著作物ですから(滝本太郎弁護士のブログ参照 )、一般のアレフ信者の皆さんに対しても、このことをよく理解して、著作権侵害行為がないようにすることを求めたいと思います。

 詳細について、昨日、3月18日に、弁護士の滝本太郎先生が、ご自身のブログ(『日常生活を愛する人は?』-某弁護士日記)に、詳細を掲載されました。

>>オウム真理教の著作権、ほか-調停申立の件

そこには、ニュースではわからなかった、さらなる詳細が掲載されています。

 アレフ、およびアレフ信者の方々は、この現実から、今、アレフは「著作権侵害」という犯罪を、現在進行形で犯している団体であるということに、気付かなければなりません。
そうすることを強く願い、求めます。