過去記事のタイトルが目に入って、いくつかタイムリーなものがあったので、
それについて書いてみる。
結局、夫がルンルンに契約した電気自動車は本当にいいことがなかった。
まず小さい。後ろにベビーカーを積もうものなら他は何も積めない。
我が家のベビーカーはとても大きく、総量10㎏あるので、日本の折り畳み式ベビーカーに
比べるとかなり存在感がある。それにしたって、ベビーカー以外積めないって終わっている。
そもそもベビーカー以外に荷物を積んで出かけるような距離のところには
充電を挟まないといけないので、行くことができない。
夏より冬のほうが電池は長持ちするけど、最大200㎞(300㎞だったかな?)
しか走ることができないのだ。
それってフランクフルトを往復することもできない。遠出なんて一切できない。
充電には無茶苦茶時間がかかるし、夫は無料で充電できるところでしか
充電したがらないからなおさら時間がかかる。
無料だと土日祝日は充電できなかったり、充電器が壊れていることもしばしば。
充電のことで何度喧嘩したかわからない。
ようするに夫が大喜びで飛びついた電気自動車は、街乗り用で
お金に余裕のあるリッチが2台目3台目として買うような車であって、
1台しか所有しない我が家のようなケースには向いていなかった。
どこかへ遠出するときは、義父や共同経営者の奥さんの車を借りたりしなくちゃいけなくて
本当に不便で不便で仕方なかった。
しかもなんと4人しか乗れない。私たち夫婦と娘が乗ったら、誰かを乗せようとしても
1人しか乗ることができない。
私の両親を空港に迎えに行くときは夫が1人で行くしかなかった。
スーツケースも1つしか後ろに入らないから、たとえ5人乗りでもスーツケースを
置く場所を確保するためにどちらにしろ夫が1人で行くしかなかったんだけどね。
そんな私にとっては全くありがたみのない車に代わって、別の車がやってきた。
次の車はベンツ!と聞いていたのに、蓋を開けてみたらまた
電気自動車!!!!!!!!
夫はテスラのブランド力に屈したのだ。
それでも一回の充電で500㎞走れるし、テスラ独自の充電ステーションが
そこかしこにあって、便利なんだよと説得され、受け入れることにした…
が、やっぱり電気自動車はクソである。
なんと充電中エアコンをかけることができないことが発覚!!!!!!
つまり暑い日に出かけて充電しないといけない場合、車の中にいることは
もちろんできないので、外で待つしかないのだけれど、必ずしも充電ステーションが
ホテルやサービスエリアにあるとは限らない。
ちょうどいいところにあった充電ステーションの周りに川しか流れていないことも!
充電には45分はかかるので、何の面白みもない川沿いを歩いてみたり、
木陰でじっと待つほかない。
充電ステーションに着く直前に泰子が寝入ってしまうと、
泣く泣く起こす羽目になるのもストレスである。
(泰子は車嫌いで、車内はギャン泣きすることが多い)
確かに500㎞走れるかもしれないけど、この充電時間を移動時間に足すと
なかなかの負担である。
ちなみにテスラとベンツ(どれだかわからないけど、当初乗る予定だったやつ)だと、
ベンツのほうが安定感があって乗り心地が良かった。
次こそは絶対に電気自動車は嫌だ。
と思っていたところに、私が運転する車を社用車として契約してくれる話が出た。
一昨日。
テスラで運転の練習を4週続けて毎週末した後、4週何も練習していないけど、
俄然練習する気が増しました。
さっそく乗りたい車を挙げていったら全て却下された。
フランス車:プジョー、ルノー、シトロエン全てゲイっぽいからと却下。
僕も運転することもあるだろうからゲイっぽいのはダメだ。
なんだよそれ!ていうかフランス車全部だめみたいなあの言い方なんなの?!
続いてフィアット。これもかわいい。フィアットはイタリア車。これならよかろう。
フィアットは車のレベルが低いからダメだ。
あなたのお母さんも買い替えたじゃん、アバルト!
なんで買い替えたのか理解できない。
そして、この自動車メーカーなら乗っていいよと列挙されたのが
日本車全般、ドイツ車全般、シュコダ・オートとフォード。
ちなみにアルファロメオのミトに一番乗りたくて、夫も乗り気になったんだけど、
調べたらすでに生産停止していた。。ジュリエッタもかわいいけど、オートマはなし。
夫はトヨタのアイゴ推しだけど、2代前の車がアイゴだったから飽きた。
好きな車が見つかるといいな…