「イタリアで、孤独に苛まれたらチマチマしたパスタ作るわ・・・」
オレキエッテを習いに行った第二回目。
捏ねた生地の半分でオレキエッテを、半分でカヴァテッリを作りましょう、とのこと。
カヴァテッリ?早くも知らないパスタの名前。
でもそのカヴァテッリこそが、私のイメージしていた「チマチマしたパスタ」でした〜
こんなに早く、作る機会が来るとはっ。
しかもお喋りが止まらない楽しいパスタ部活動で
今回使う新顔は「硬質小麦粉」。
見た目からして黄色くて、前回とは違う。
フォカッチャの時には普通の時ミックスしたのですが、これくらい色も質感も違います。
よく使う軟質小麦と違って、硬質小麦はたんぱく質が多いらしい。
良いではないですか
ちょっと寝かせたら、半分を使ってカヴァテッリを作成。
「チマッ」というより「グイッ」でした。サイズを合わせるのは大変で、仕上がりはもはや規格外だらけ。
大ぶりに仕上がったのは、ご機嫌な証拠。寂しい悲しいと思って作る時には正真正銘チマチマしたのができるんだろうなぁ。
↓指太い人が作ったみたい丸っこい。グイッのコツが掴めてないコロコロなカヴァテッリ。
次。オレキエッテ。パスタの種類をそんなに知らない私の中で、このパスタは一番好きなパスタ。窪みにソースが溜まるし、舌触りがツルッとしてて好き。
市販してる乾燥パスタのオレキエッテって、表面が妙にざらついてるのは何故だろう?そんな疑問も、作ってみて納得。押し伸ばす時にああなったところをああするからなのねー(説明下手)
家庭にあるカトラリーで丁度いいのを小道具として使うのですが、どうやら私は2つ目のカトラリーが合ったようで、これまたご機嫌な大ぶりオレキエッテができたのでした。
見本通りのサイズを守っていたお友達のオレキエッテの1.5倍
速いんじゃない、大雑把なのです・・・。
プーリアのバーリ風フォカッチャも作ったのですが、この出来立てを食べたらその辺のフォカッチャは全部パッサパサの偽物に思えるのです。
ユキ先生の「美味しいものは家で作られている」はこういう事なんだなぁ。
と、前回と全く同じ事をしみじみと感じたのでした。
オレキエッテはカブの葉「チメ・ディ・ラパ」の素朴な味わいが好き過ぎてペロリ。
ムール貝も美味しいこと美味しいこと久しぶりにムール貝沢山食べたけど、これなら夫も食べそうだなぁ。
で、3種類も作った上にご馳走&ワインを楽しんだ贅沢タイムの後は、帰宅して夫への感謝の還元ディナーへと続きます。
持ち帰ったフォカッチャと、オレキエッテはブロッコリーとアンチョビで。
喜んでくれたし、オレキエッテのレシピは日本でも作れるのが嬉しい
一時帰国の時、両親へのお土産は「出来立てオレキエッテで作るイタリアン」で決まり🎶
贅沢なワインも贅沢なチーズも贅沢なチョコレートも「老いて味覚が鈍くなった自分達には勿体無い」と恐縮する親も、この贅沢は喜んでくれること間違いなし