このまちでおそらく唯一の日本人の駐妻、イタリア語教室で友達を作ろう作戦
撃沈しました
いや、スクールは沢山あるんです。
グループレッスンだけじゃなくてオプションでアクティビティも充実してるスクールが
でも、グループレッスンは「平日毎日4時間の、週20時間コース」みたいなハードなものばかり。
近隣国の、文法とか似通った人の習得スピードと、英語も微妙な日本人の習得スピードは違うのだよ。
語学習得が必須の留学生でも現地妻でもない、ただ友達作りたい私の邪な中年頭に、詰め込み学習は無理なのだよ
週2回のイブニングクラスもあったけど、それも時間はそれなりに長いし、夫を放置することになる。
夜の長いこの国なら、授業後の飲みニケーションだってあるだろう。旧式の妻である私は、ランチやお茶はOKだけど夜は気軽にOKできない(けど行きたい)。。。
というわけで、結局私のマブダチ「夫」と仲良くセミプライベートレッスンを受けることにしました
またも日本語なしで他言語を学ぶことになるけれど、そこはネット上に存在する数多の情報が補助してくれることでしょう。
出張や一時帰国の際にもフレキシブルに対応してくれるスクールに決めました。
多くのスクールと同様、そこも街の中心地にあるので、建物は古めかしい。
重厚な扉は自動ドアに改良されていて、インターホンを押すとズズ〜っと開きます。
そして中には驚くようなクラシカルな空間が
これは建造物なのであって、間借りしてるスクールが用意したものじゃないけど、スクールまで格調高く思えます。大丈夫か?
しかしスクールに入れば安心。オフィスのテーブルと椅子とホワイトボード、みたいな普通のスクールでした。
さぁ第一回目。レベルチェックからの発音からスタートか
と思いきや、「はい、これ使える質問文ね」と突如「分かりません」「これはなんという意味ですか」みたいな質問一覧を渡され、読まされました。ひゃー!
基本のキからいきますよーではなくて。
この文章の中に今日学ぶ内容が入っています。今日はそこにフォーカスすれば良いのであって、文章全てを理解しようと思う必要はありません。というやり方。
ドキドキするけど、なんか良い。
綺麗にまとまった教授法ではないからこそ、授業だけで完結しない疑問が残り、結果家でも補足的な学習を必要とする。それは返って良いではないか夫も同じ感想でした。
ついでに「Duolingoを利用して知ってる単語を増やしていってね」とも言われたので、毎日何らかのイタリア語に触れるという対策もバッチリなのでした
ところでこのスクール、フレキシブルに対応してくれるし評判も良いから選んだのですが、「全て貴方達次第です」って大風呂敷広げた感じは想像以上で。授業料の支払い、最終日で良いんだって
20時間申し込もうが60時間申し込もうが、最終日。
途中でギブアップする生徒とか、とんずらする生徒とか、いないのかしら??
こうしてイタリア語レッスンを開始した私達。
そのお陰で、兼ねてからいいなぁと思っていた事をついでに楽しむ機会ができたのでした・・・。