タイ入国。日本とタイ、どっちが観光大国? | チキンなワイフ、イタリアの日々

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南国生活5年を経て、今度はイタリアで暮らすことになりました。
駐妻初級編から中級編へ。
色々比較しながら日々の事を綴ります。

日本に入国した時にどんな風だったかはこちらに書きました。

コロナ禍での帰国、何がどうなる?【入国から隔離ホテルまでの様子】

 

平常時では、飛行機を降りたら

入国審査→荷物ピックアップ→到着出口

というのが一連の流れ。

 

コロナ禍の今、そこにどれだけのステップが追加され、時間がかかった事か笑い泣き

 

タイ入国。同様の覚悟を持って、防寒対策もして、挑みました真顔

そしたら、あっけなく30分後にはお迎えの車を待つ流れにリムジン後ろリムジン前

 

もちろん、機内に30人くらいしか搭乗者がいなかったというのも影響しているとは思いますが、大きな違いはこれ。

 

空港でPCR検査は行わない

 

日本では空港で唾液によるPCR検査を行うので、その結果が出るまで結構な時間をロスします。

タイでは、72時間以内の陰性証明を持って入国しているのだから、次は隔離先で検査すれば良しということになっています。

 

なので、タイではこんな感じでした。

まずは予め、陰性証明書と10万ドル以上の保険の英文書類を準備し、機内で渡される質問書と入国書類も記入しておきます。

 

1.最初のチェックポイントに着席。書類が用意されているか確認され、番号札を渡されるので服に装着する。係員から「日本のどこから来たか」「ASQはどこか」などの質問を受けるので、回答する。係員が別紙にそれらを記入。タイ在住である事を話すと、質問書の余白にタイの電話番号を記入するよう言われる。

 

2.次のチェックポイントに移動し、入り口で熱を計測。カウンターで書類の内容をチェックされ、スタンプを押される。着席して少し待つ。

 

3.入国審査ブースへ移動。いつものカウンターの前に、別のカウンターで書類チェック。その後、いつものカウンターで指紋や顔写真などを撮る。

 

4.荷物をピックアップし、到着出口へ。タイは入国者は全員ASQホテルに移動する事になっているので、出て来た人から係員に誘導されて、迎えのバンを待つブースへ。ホテル名を聞かれ、係員の誘導に従ってバンへ移動する。その際に、番号札を出口手前の返却ボックスに返却する。

 

降機から30分後には、Dettolのニオイがする(要するにしっかりと消毒された)バンに乗り込む流れになっていました。

荷物は運転手さんが消毒の後に積み込んでくれます拍手

チップも非接触で渡せる仕組み笑い泣き

 

日本の空港、書類チェックだけでも結構時間かかったぞ!?

公立の学校のあり方もそうだけど、「できない人にも丁寧に」という姿勢が強かったなぁと思います。その場でアプリを入れたり設定したり、説明したり質問に答えたり。

合理的か否か、で考えたら絶対ナンセンスな手順でした。

 

タイは、来る人はあらかじめ通達したものを準備して来るべし。来たからには政府の通達に従うべし。という感じ。

こういうところは全然マイペンライじゃなくて、統制が取れています。(が、係員達が談笑しながら仕事するのはマイペンライデレデレ

 

どちらが観光大国に相応しいかと考えると、やっぱり・・・タイかなキョロキョロ

ちょっと日本は性善説が過ぎるというか。

 

インバウンド需要が大事。つまりお金がある人に来てもらいたいから、お金がある人じゃないと来られないルールで問題なし。安全の確認が取れさえすれば国民も大歓迎でおもてなしするから、確認のために14日間はホテル隔離。ただし、隔離中も精一杯おもてなししますラブラブ

 

分かりやすいことこの上なし爆  笑

 

もちろんホテルによるだろうけど、「隔離されてる。監禁されてる。バイ菌扱いされてる」というような事はなく、せいぜいが丁重に軟禁されているという感じだし、いいんじゃないかなぁと思います。

 

タイに自宅があるんだから自宅隔離にさせて欲しい、という気持ちもあるけれど、以前外交官家族がそれで物議を醸したもんね。他の住人にも迷惑にならないよう、今はこれがベスト。

 

だけど、こうした国と人々の努力にも関わらず、感染者がまた増えて、もはや第4波だ、なんて。

10月以降のモデルナワクチン予約も開始されたけど、何の補償もないタイで新しい方式のワクチンを打つのか、はたまた日本に帰国して打つのか。その判断が悩ましい。「とりあえず予約して、掛け捨てくらいの気持ちで入金」もしておりません。

 

このままコロナ禍のどさくさに紛れて、人前に現れない稀少生物と化してしまいそうです〜笑い泣き