14日間の隔離期間中、義務付けられている事があります。
①毎日11時頃に厚生省から送られてくるメールに返信すること
内容は、体温と体調に関する質問です。14時までに回答するようにとのこと。
忘れた場合、ビデオ電話がかかってくる事になるのかな
②OELアプリから通知が来たら(1日に2回ほど)アプリを立ち上げ、「今ここ」ボタンを押して所在を報告すること。また、所在が変更になったら(例えば隔離ホテルから自宅隔離へ切り替える時)チェックインして所在を更新すること。
③MySOSアプリで着信がきたら、応答する。
応答すると、こちら側のビデオのみオンになり、相手側は真っ黒。事前に報告した場所にいるかどうかの確認があります。
滞在中一度だけかかってきました。私の背景を見て、「あ、今ホテルですね」と。その通り、アパホテルの壁紙です
が、「空港ではメール報告ができていれば掛かってこないと言われたのに、滞在中2度も掛かってきた」と怒っている方が。「国の仕事してるのに、強制隔離されてることも把握せずにご自宅ですかとか2度とも聞かれるし」「くってかかって、空港で言われたことと違うと話したら、毎日掛かってくると思ってくださいって言われた」と怒り心頭なご様子。
えーっとね。愛想良く応答した私が言われたのは「これからもこういう電話が不定期に来るかと思います。でも時間も様々ですから、出られない時は無理してお出にならなくてもメールなどの方でも確認してますから大丈夫です」と言われましたよ
多分、怒るあなたの態度が相手を硬化させたんだと思います
さて、ホテル強制隔離中には更にもう1点。別途健康状態の報告義務があります。
それが④健康観察チャットで報告
我が家の場合は
8時 検温し、健康観察チャットで報告
11時 厚生省のメールに回答する
午前と午後1回ずつくらい、OELアプリに所在報告する
というペースで行っています。
あとは食事はドアノブに届けられるし、誰も訪ねてこないし、マイクさんの仕事の邪魔をする者はいない
と、いうわけにはいきません
毎食前後、このような声に邪魔されます
さらに、なぜか一度だけ、朝6時に目覚ましの音楽がこのスピーカーから・・・。
えーっと、自宅隔離に移行する為に長旅をするので、この3日間で若干夜型になっておこうと調整してたんですが
ちょっと夜更かししたのに朝6時って。
寝不足は一番避けたいのに
昼食後、耐えきれず寝落ちしました
とにかく、滞在中はスピーカーからの放送に翻弄されます
そんな自主隔離中に、あって良かった物
・常備薬
私の場合は胃腸関連の漢方薬。やはり「動けない」「食事を選べない」となると、どうしても調子が悪くなるので
・ストレッチボールやマッサージスティック
といいつつ私はテニスボールで代用していますが。狭いので、こういったものでチョコチョコ疲れを緩和するしかありません
・イヤホン
テレビはデスクの上部にあって大き過ぎるし、1人の世界に浸るには必要
ちょっと嬉しかったのは、タイ契約のNetflixが自動で日本版に切り替わっていたこと
英語じゃちょっとなぁーと思っている映画やドラマがある人は、日本で見まくるべし
あとは、食事が合わない可能性のある人、食事の提供時間が遅れると耐えられない人は、やはり食料
(18時予定の夕飯が20時過ぎに届く事もありますので)
何でも割と大丈夫な人は、十分な量があるので不要かと思います(後日、食事記録も公開する予定です)
そんな感じです。3〜4日は結構あっという間かなぁと。
でもこの環境で更に多くの日数を過ごさねばならない滞在国もあると思うと、厳しい
私達も、タイに戻ったら15日間の隔離が待っています。一時期と異なり、15日間は一歩も外に出られません。
が、少なくともホテルの部屋はこれの倍以上
体操できるスペースがあればそれで良いわ
すぐ横で猛烈に仕事しているマイクさんと気遣い合いながらの隔離も、思い出深い出来事になりそうなこの生活。
ただ、何しろ期待していた「ANAの機内音楽を久しぶりに聴いて感慨深くなる」「空港で『お帰りなさい』という表示を見て涙ぐむ」なんて余裕が一切ないまま帰ってきたので、この隔離に関しても記録しておかないとどこかに行ってしまいそうです
なので記録は今しばらく続きます