私が作った、重い腰を上げて作った好物。
それは、世界一簡単なパン(だと私が思っている)、ソーダブレッドです
アイルランドで食べられている、超素朴な田舎パン。
本物は「藁の匂いがする」と言う人がいたくらい、洗練されていないパンです
その作り方は、とっても簡単
材料はこちら
全粒粉:320g
重曹 :大さじ半分
塩 :小さじ1
バターミルク:230g
粉類をボールで混ぜて、バターミルクを入れて粉っぽくなくなるまでまとめる。
220℃に予熱したオーブンで25分焼く。これだけ
捏ねる必要もないし、面倒な発酵もいりません
一点だけ。こうしてまとまった生地をこのまま焼くのではなく、
「神様、今日も上手に焼けますように」と祈りながら十字に切り込みを入れるというおまじないをすることくらい
こうして焼きあがったパンはこちら↓
冷まして、薄くスライスしたらバターをたっぷり塗っていただきます
日本ではバターミルクが手に入りにくい(広尾のナショナルスーパーには流石にあるだろうけど)ので、牛乳とプレーンヨーグルト半々に混ぜるとか、牛乳にレモン汁を入れて分離させたものを使うとかしていました。
今回は「ヴィラマーケットにあるわよー」という友人の素晴らしい一言のお陰で、初めてバターミルクを購入本場のソーダブレッドを焼くことができました
お味のほどは。
もっと「藁臭さ(多分全粒粉の香り)」があっても良いと思ったくらいだけど、相変わらずホッとするパンに焼きあがりました
なんでこれを食べるとホッとするんだろうやっぱり前世かな
生きてるうちにもう一回、行きたいな