お久しぶりブログ
一時帰国前半(嫁編)が終了しました
私の一時帰国スケジュールは、大体マイクさんの実家で1週間、私の実家で2週間くらい過ごすのが通例です
毎回帰国が近くなると友達に連絡するのですが、今回は気もそぞろというのも、マイクさんの実家で入院手術をする方がいた為、出発前からその事で頭がいっぱいで
その方が受けたのは、膀胱摘出と人工膀胱造設という手術。
本人の気持ちはいかばかりか。生活が変わる不安などに対し、何かできる事はないか。帰省中はその家の嫁としてどこまで関わらせてもらえるか、など。色々、色々考えていました。
結局、ファミリーの一員としてがっつり関わらせてもらえたなという感覚を得ることができました旧式な私は、マイクさんの妻ってだけじゃなくて、その一族の人間になりたかったから、嬉しかった
手術当日はこんな感じ。
その病院は手術室まで歩いて向かうスタイルで、看護師さんと談笑しながら移動するも、手術室のドアの手前で突如の「ではご家族の皆さんはここで」のひと言。唐突過ぎて「じ、じゃあ行ってらっしゃい」な雰囲気の中、1人ハグしてあげたくなる私。さすがにそれはと思い直し、一歩近づくと握手で激励。こうして全員と握手することになったその方の後姿は、少しばかり勇気付けられたように感じましたやはり、手の温もりは癒しですね
そして手術開始。なんと9時間半にも及び、出血量もかなり多く、呼吸器も翌々日まで外してもらえないという事態に
外してもらっての最初のひと言は、当然のことながら辛い痛みについてでした。経口補水は許可されていないから喉の痛みはどうすることもできず。ならば、長時間硬い手術室のベッドで過ごし、その後も寝たきりで腰が痛いのは何とかしてあげたい
半年ほどセラピストとして修行したことがある私、早速腰をさすってあげました。本人とても喜んでくれて。私も「遠慮せず、ファミリーとして心許してくれてありがとう」の気持ちでした。
だって、父が倒れた時はただのOLやってて何もできなかったから。こんな時に役に立つスキルがあるって、嬉しい
もう一つ。タイに住み、時間がある専業主婦だからこそできたのが、コレ↓
[表面]
腹部に造設した人工膀胱から排出される尿を受け止める、袋を覆うカバー。完全オリジナルです
袋そのままを吊るしていると感じるだろう違和感や不快感を、むしろワンポイントに変えられたら❓と思い。市販されてるカバーはいかにも「カバーです」という感じだし、柄もその方には微妙↓
ならばと、ファッションの一部として、試行錯誤しながら作ってみました
ソップモエアーツで買ったタイの織物のハギレや、本人のよく着そうな服の色味に合わせたシックな布で。
腹部に接触する方は、タオル地やガーゼで。
カバーを付けたまま、排泄物を出せるように下も開きます
念の為の透湿防水シートも付けてます
股上の深いボトムス時にはインして、浅いボトムスの時にはファッションのアクセントに