ずっと、偏頭痛持ちだ

アメリカ時代も…

今も たまに


オイリュトミー修行、

私は、4年で

終えることが  できなかった。


同級生が多く去った後も、1年間

下の学年と一緒に5年生をやった。


当時、5年生は複合クラス。

他学校の卒業生も受け入れており、

ぜひ、ドロテアに習いたいと、

はるばるアメリカへやって来ていた

ヨーロッパ勢が多かった。



たった1年のクラスなので

その年により顔ぶれも変わる。



私が5年生の時は

犬猿の仲であった『日本人ライバルK氏、

(以下K氏)』、

後は、

ロシア人2人、インド系1人、ドイツ人1人

計6人の少グループ、



しかも、そのほとんどが

1学期が終わったら、

これで充分 と去って行った。


1人残ったドイツ人は

音楽のみ やる、というので

私とK氏は、たった2人で

スピーチ作品に携わらなくてはいけなくなった。


K氏と共に

喧嘩をしながら デュエット作品を…


ー2人しかいないので

必然的にデュエットばかりになりました😅ー


まとめていったものだったが


何度も ひどい 大喧嘩をし、

伴奏者が  怖がって逃げ出すほど

激しく争ったものだったが


けれどその度ごとに、K氏は必ず、

後になってやって来て

自分の方から 謝ってくれた


喧嘩後に自分から謝る、など

私には ひっくり返ってもできない

いつまでも うじうじと引きずる自分にとって

それには、毎回、頭の下がる思いだった。

そういうところは ライバルながらも

今でも、とても尊敬できる点でもある。



さておき、


そんな私達を

当時見てくださったスピーチの先生は

アナリース・デイビッドソン

少し、斜に構えた、

かすれた声の 格好いい先生だった


私達が入学した頃 喫煙をやめられたそうだが

喫煙者独特の薫りとムード

…かと思いきや、

潔癖くらい清潔な家に住み

年の離れた旦那様は

当時サンブリッジカレッジを牽引しておられた

ロマンスグレー?の上品な教授だった


そして、アナリースによく似た😉

いつ噛みつくか分からない😅

恐ろしく気性の荒い

痩せぎすの猫、スウィーティーと一緒に

暮らしておられた



ところで、

世界中で愛されている

ドロテア・ミアー、

実は、あの、思わずもらい泣きしてしまうほどの

感動的なオイリュトミーにも、

彼女なりの 特徴がある


それは 手の指を揃えて伸ばす時

自然と親指が離れることだった。


それも含めて ドロテアの美しさ、と

私は思うけれども

私が在米当時は、ご本人も

気にしておられたようだった。


他にも、

親指の離れてしまうタイプの人は

そこ ここに いなくもなかったが、

そういうタイプを観察すると…

実は、ある共通点があった。


それは、親指離れ組は

リーダータイプ


人を牽引する力量のある方たちばかり

なぜかそういう人たちが

親指離れ組には そろっていた。


それに対して小指が離れる

小指離れ組というのもいた…



その人達の共通点は…

なんと、皆、頭痛持ちだった

ということだった



5年生のとある授業

私とK氏、アナリース

3人共、気圧の関連で起こる頭痛に耐えながら

しかめっ面で向き合って

オイリュトミーをしたこともあった


3人で円形になり

伸ばした腕の先の小指は 

皆そろって離れていた



K氏もアナリースも… まだ

時に 頭痛と格闘しておられるかな…?



私の頭痛は帰国後も続き、

病院に行っても

大したアドバイスはもらえなかった。


けれども

自分でできる対処法を見出すところまでは

行っている


水分補給、大事。

やばいと思ったらカイロをつま先に


『貼るタイプ』は

やけどしそうなくらい熱くなるので

『貼らないタイプ』を二重ソックスの真ん中へ。


これら、割に お勧めです。