今年3回目の一人旅に出る息子を
駅まで送った。
いつもは、いってらっしゃーい!って、家の玄関で送るんだけど、
今日は、深夜バスで東京に向かうので、夜遅いので
「送ろうか?」というと嬉しそうだった。
旅の準備もほったらかし。
6月には、鈴鹿まで近鉄特急で。
8月は、例年通り、茅ヶ崎の私の弟のところまで、
JRの在来線を乗り継いで1日がかりで行き、
帰りは、小田原に1泊して小田原城、名古屋で1泊して名古屋城、
彦根に移動して彦根城を見て帰ってきた。
今回は、長年通った近所の教会学校の青年部に入り、
タイへ奉仕活動に行った方たちの話を聞きに、
千葉教会までひとりで出かける。
深夜バスは初めて。
でも手配からひとりでやって、
お金の計算もして。。。
「療育手帳使ったら、東京まで2500円で行けるねんで」
と自慢げ。
ほう。安いな。
療育手帳を持っている彼は、
計算が苦手。
計算機の使い方は分かっても、足すのか?引くのか?かけるのか?というところで
????となる。
これらの旅行は、彼の学校の12年生(高3)の卒業前の難関である卒業プロジェクト。
彼のプロジェクトのテーマは、旅。
それぞれ、自分のテーマを決めて取り組む。
モノづくりもあり、研究もあり、小説を書いたり、服を縫ったり、様々。
なので、ただ、旅に行って楽しかったでは済まされるはずもなく、
今回も、旅費の計算や計画書作りでまず手間取っていたが、
パソコンに向かってウンウン言いながら、文章を作り、
何度も担当の先生から手直しを要求され、
となりのおじさんにも訂正を入れてもらい、
先生のOKが今日ぎりぎり出て、無事出発と相成りました。
私は何も手を出さないと決めている。
すべてひとりでやんなさい。相談にもほとんど乗らない。
(だからか、となりのおじさん、おばさんに相談してるらしい・・・ありがとうございます)
費用も、すべて自分のお小遣いを貯めて行きました。
お年玉、お誕生日に祖父母からもらったお金、
月1回のパン屋でのアルバイト、
夏休み中の自宅での草刈や大掃除のアルバイト、
すべて貯めておいて、そこから今までの旅費を全部出しています。
これが彼のプロジェクトなんだな~。
ひとりで私たち親の知らないところに出かけて、
知らない人たちと出会って、
彼の世界は広がって行っています。
たいしたもんだ。
頼もしく成長した彼の背中を見送りながら、
でもまだまだ、ひとりで食べていけるように
卒業後の進路を探らねばなあ~と、思いました。
それでも10年ほど前は、
こんな姿は想像もできなかったのです。
もっともっと自立しろ!
私は心配なんかしないからね!あんたは大丈夫!!
