5月末から始まったJavaの学習、もうじき1ヶ月が経とうとしている。
周りの同期達は最初は困惑しながらも、次第にJavaを理解していく。
だがボクはやればやるほど深みへと突き進んでいく。
濁流に飲まれ押し流されていく感覚。


最初Javaに困惑したものの多くは、プログラミング経験の無いものだった。
Javaに触れたことが無いものでも、C言語などをやっていた者はスンナリと理解していく。
プログラミング経験の有無が、これほど明暗を別けようとは・・・
ゼロから学ぶことの大変さ、今ボクはそれを嫌と言うほど痛感している。



そんなボクの焦燥感とは関係なく、時間は流れていきます。
先日、Javaの集合研修が再びあり、重い足取りで研修センターに向かいました。
ボクの足取りを重くさせるもの、それはJavaの試験でした。


不合格になれば再試験、それもだめならコース未修了になってしまうという大事な試験。
これを落とすわけにはいかない。


ボクはボクなりに勉強した。
お世辞にも明瞭とは言い難い頭で必死に勉強した。
Javaがわかる同期に、迷惑がられながらも教えてもらった。


そんなボクを嘲笑うかのように、、試験の出来は芳しくなかった。
この時点でボクは最悪の結果を覚悟した。


そして今日、結果が送られてきた。
結果を見て一喜一憂する同期達。
余裕で合格の者、プログラミング未経験の状態から始まっても努力が実って合格を掴んだ者、条件付で合格の者・・・
多くの者は合格だった。


ボクはなかば結果を確信しつつ結果のメールを開いた。
そして目に映る文字。




「不合格」



はい、普通に落ちました。



「受かってるわけねだろ、バカジャネエノ?」
って思ったそこのアナタ。
アナタの言うことは正しい。


ま、出来具合を考えれば確実に落ちてますよ。

確実!
そう、コーラを飲めばゲップが出るくらい確実!
確実!
風の強い日に立ちションをすればズボンにかかるくらい確実!
あの出来で合格なんて、太陽が西から昇らないのと同じようにありえないことです。



結果そのものは、試験を終えたときから覚悟をしていたんで落胆はしませんでした。

が、別の部分では少々凹んでいます。
所属長とアドバイザーさん、そして勉強を教えて下さった同期の方々に申し訳が無いという思い。
貴重な休みの日に、貴重な時間を割いて教えて下さった同期の方に、申し開きも出来ない状況です。
これのみが、今のボクの心の引っ掛かりです。


1ヵ月後に再試験があるので今はそれに向けて復習あるのみ。
他の勉強も山積みですが、こんな状況を招いたのは間違いなく自分自身。
今は甘んじてこの状況を受け入れなければなりません。


大きく出遅れてしまったエンジニアとしての長い長い道、今はとにかく同期の背中を見失わないよう必死に追いかけるのみ。
そしていつかは追いつかなければならない。

止まる事はもう、許されない。