6月6日はボクの誕生日でした。
人にそのことを話すと、9割の人がこう言うでしょう。
「あそう、興味ないわ。」


そして残りの1割の人はこう言うでしょう。
「へぇ、そもそも生まれてこなければ良かったのにね。」



ごめんなさい、こんなハナクソ以下の人間でも大切な地球の資源を浪費しながら生きています。

オーメンの日に生まれた悪魔の子です。

いや、悪魔なんて上等なものですらありません。

魑魅魍魎の類、悪鬼羅刹にすらなれぬ矮小な俗物、それがボクなのです。


そんなわけで、ボクは今まで人様に誕生日を祝ってもらった経験など一度も無いわけです。
ま、ボクの誕生を喜ぶ酔狂な輩など世界中探したってどこにもいないでしょうな。
てゆうかそもそも、ボクの誕生日を覚えるという脳細胞の無駄使いをする人すらいないでしょう。
だから、今年の誕生日だって例年通り誰にも知られないまま過ぎ去るものと思っていました。



が、しかし!
だがしかし、ですよそこのダンナ。



今年はなんと人様が祝ってくださったんですよ。
どこぞの酔狂な御仁がそんなことをして下さったかというと、会社の同期の方々です。
会社が終わった後で飲みにいき、プレゼントとケーキまで御用意して下さっていました。
そういえば、飲み会の席で誕生日を言ったっけか・・・よく覚えてくれていたものだ。


貴重な時間を割いて下さり、こんなチンケな俗物の誕生日を祝ってくださって、ボクは涙が出るほど感動いたしました。

同期の皆様、本当にありがとうございました!