今日、「横濱ドラゴンボートレース」という大会がありました。

横浜の中華街を越えてすぐのところにある山下公園にて行なわれるボートのレースに、会社の先輩に誘われて参加してきました。

1つの船に約20人が乗り込み、競争し1番を決めるというこの上なく単純明快なレース。

約130チームが参加する結構大きな大会で、実に様々な人々がこの日、山下公園に集まってきていました。

コスプレなど、一芸にかけた集団もチラホラ。

レイザーラモンHG、長州子力、チャイナドレス、フンドシ・・・

ある意味あんた達カッコいいぜ!



練習は前週に1回行なわれましたが、50分間だけという非常にラフな感じでした。

実際、練習には参加せず本番だけ参加される方も多くいらっしゃって、イベント事を楽しむのが第一なんだなぁ、って思いました。

ラフだけど、揃いのTシャツを作ったり打ち上げの段取りはバッチリという周到さ。

ボクは先週の練習に参加してきて、舟を漕ぐコツをちょっぴり学びましたが、前回とは少し違う模様。

練習よりも乗員が多いので船が水面ギリギリくらいまで沈みこむし、波が高かった。

吹く風も少々冷たく、おまけに海水も淀んでいました。



本来は予選で2回漕ぐはずでしたが、上述の通り海の状態が芳しくないので、レースの進行が著しく遅れる遅れる。

なにしろ今日一日で約130チームが2回漕ぐんだから、チャッチャと進まなきゃあっという間に日が暮れてしまいます。

が、自然の脅威の前には、人間の力なんてハナクソみたいなものです。

スタートでぐずつき、レース中に転覆する船が多数。

だからスケジュールは著しく狂い、挙句の果てには予選は1回しか漕げないという按配に。



進行が遅れながらも、やっとこさ我らがチーム「横濱海神」の漕ぐ番が回ってきました。

スタート地点に船を止め、よーいスタート!


皆でわっしょいわっしょい!

揺れる船。

撒きあがる水しぶき。

乱れる息。


皆が一生懸命漕いでいるのに、突如ボク達の前に何かが現れた。

他のチームが大きく曲がってきて、ボク達の船の前に立ちふさがったのだ。

緊急停止をしたが、接触は避けられなかった。

幸いにも両者共に転覆はせずに済んだものの、ボク達からすれば大きなタイムロスにつながってしまった。

こいつはメチャゆるさんよなぁ!


悠々とボク達の遥か前方を進んでいく他のチーム。

ボク達の船を妨害した船はあさっての方向に進んでいき、挙句転覆していました。


ザマァミロ、失格やんけ。

口に出したら嫌なカンジなんで、心の中で悪態をつく。



結局このタイムロスを挽回しきれず、レースは終了してしまった。

不完全燃焼ではありますが、びしょ濡れで何とも可哀想な感じになってしまったんでもういいや。

後でもう一回予選させてもらえるという流れになったんですが、もうみんなそんな雰囲気ではなく、「だが断る!」と丁重にお断わりしたそうです。



その後は中華街にて打ち上げ。

プラスアルファ、転勤する先輩社員の方(女性)の送別会。

何故か一番若い男が花束を渡すという流れ。

んでボクがお渡しすることになってしまったんですよ、奥さん。

なんか気の利いたことを言えればボクの株も上がっていたんでしょうが、その辺は俗物に過ぎぬボク。

可もなく不可もない普通さ加減でしたわ。

相変わらずボクの株は底値を彷徨い続けているよ。




ふう、しかし最近、ボクは同期の中ではどうも小馬鹿にされている気がする。

今日は同期からファッションのダメ出しをされました。

ボクのイメージと違っているんだってさ。

どうもお子様チックに見られているようで釈然としない。

「佐藤浩市みたいな大人の男になりたい!」と話せば、無理だと鼻で笑われるし。



なんとかならんもんかねぇ・・・