東京都日野市は新撰組の里である。

副長・土方歳三や6番組長・井上源三郎の生家がある街。

この地で、毎年五月に「ひの新選組まつり」という祭りが開催されます。

新選組の仮装行列や、近藤勇や沖田総司の剣術の流派・天然理心流の演舞が披露されたりと、町をあげての2日間のイベントです。

去年に引き続き山本耕史をゲストに招いて、今年もひの新選組まつりは開催されました。


せっかく関東に住んでいるんだし、来年は行けるかどうかわかんないんで是非とも行こう!と思ったわけですよ。

13日と14日に開催されているうち、山本耕史が来るのは14日。

だから14日に行ってまいりました。



14日。

昼過ぎに日野に到着。

まずは八坂神社にて天然理心流の演舞を見る。

この八坂神社にて、近藤勇の天然理心流4代目襲名披露が行なわれたのかぁ・・・

続いて高幡不動まで歩いて土方歳三資料館へ。

歳三の生家であり、今も歳三の子孫の方がそこに住んでいます。

土方歳三に関する資料が展示されていて、愛刀・和泉守兼定も見ることができます。

庭には、歳三が植えた竹が今も青々と茂っている姿を見ることができ、「国敗れて山河有り」を感じました。

それから、資料館から程近い石田寺へ。

ここに、土方歳三の墓があるのだ。

今月11日で歳三の147回忌か・・・

やっとこさ憧れの方の墓参りをすることができました。

とはいっても、ここに遺骨が納められているわけではありません。

というのも、歳三が函館で戦死したからの遺体の行方は定かではないのです。

本当はどこに埋葬されているのでしょうか?


そういやこの石田寺、やたらと土方家の墓が多かったように思う。

そもそも小さな寺ですが、敷地にある墓の4分の1以上が土方家の墓でしたよ。

やっぱ土方家はこの辺では有力者な豪農だったんだな・・・なんて考えたり。

それから山本耕史のライブをみるために日野市民会館へ。

新撰組のパレード終着点ということで、たくさんの隊士達がそこにいました。

ダンダラの羽織を着た者、洋式陣羽織の者、様々でした。

そこで今年の土方歳三役をなさっていた方を見ましたが、女性でした。

ていうか、仮装行列に参加されている方のほとんどが若い女性だったし。

大鳥圭介役も女性だったし・・・


でも、洋装ってカッコイイなぁ・・・来年も関東に住んでいたならばボクも必ずや行列に参加するぞ!

去年、京都で時代祭の行列に参加したんだし、色々参加しておきたいしね。




そしてついに山本耕史のライブのためにホール内へ。

んで周りを見渡して思ったんですが、女性率が異常に高い!

ボクが座った列は、ボク以外全員女性で、一つ前、2つ前の列に至っては全員が女性でした。

パレード参加者も女性ばかりだったし、新撰組は女性ファンによって成り立っているのね・・・



さてライブですが、始まり方から面白かった。

颯爽と登場してから一言も喋らずためるためる。

そして一言。



「それでは最後の曲です・・・」



会場が笑いで包まれました。

山本耕史オモロイわぁ・・・


しかし楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもの。

ライブは1時間ほどで終わり、今年のひの新選組まつりは終わりを迎えました。



来年はもっと楽しむぞ!