昨日、地元の友達・テパ坊と四条に飲みに行きました。

テパ坊はボクの小学・中学の同級生でよくつるんでいた友人の一人です。

高校では別々になりましたが、大学進学の際はボクが京都、テパ坊が大阪となってなので関西ならまた会えるなと、再び連絡を取り合うようになりました。

とはいっても基本的にはメールでのやりとりでして、会ったのは1年以上振りでした。

テパ坊は大阪の部屋を引き払って福井で過ごしていましたが、大学の友人らと会うために再び大阪にやってくるので、京都にいるなら会おう!なんてなんて流れになりまして。

そんなワケで二人で飲みに行きましたが、会うのはホントに久し振りだったのでちょっと気まずいかな?なんて思ったりもしましたが、それは杞憂に終わりました。

やはり幼少からの親しかった友人、再会した瞬間からアホ話で盛り上がる。

お互い大人になったとはいえ、根っこの部分は変わらないものですね。

三つ子の魂百まで、とはよく言ったものです。

女性のような名前の男の人が社長を勤める某居酒屋チェーンで、酒を酌み交わしながら喋る喋る。

「女性のような名前の男」と聞いて、真っ先にカミーユがでてくるなら、あなたは間違いなくガンダマーであるといえるでせう。

そんなアナタは要注意ですよ!

まぁとにかく、そこの居酒屋にていろいろと話しましたよ。

就職先のこと、地元の友達のこと、恋のこと、今後のことなどを、時には当たり障り無く、時には踏み込んで話したりして非常に面白かったです。

特に印象に残ったのは、テパ坊の恋の話。

なんとテパ坊は今の彼女とはもう5年半の付き合いだそうな。

てことは、17歳のときからずっと付き合っているのか!?

高校卒業の頃や成人式の頃はちょこちょこ会っていたのに、そんなことはおくびにも出していなかったではないか!

5年半も付き合えばいろいろあるものです。

テパ坊はその彼女さんと、既に2度も遠距離恋愛をしているそうな。

それでもちゃんと続いているなんてスゴイの一言である。

テパ坊曰く、

「もう恋人云々より、家族みたいな感じ。」だそうな。

ううむ、ある意味既に達観してしまっているな。

彼女さんのご両親もテパ坊を大層気に入ってるようなので、たいへんいい関係を構築しておりますね。

結婚式には呼んでくださいね、テパ坊君。

そんなテパ坊君、彼もまた4月から東京で働く社会人です。

彼女さんとは三度目の遠距離、しかし彼はもはやそんなことでは動じないご様子。

それだけの信頼を築きあげているからこその自信でしょう。

思えば小学校や中学校の時にテパ坊とつるんでいる頃は、自分の将来なんてまるっきりわかったものではなかった年頃だったな。

それが今となっては、お互いの将来の仕事が一応は決まってそれぞれの道を歩いていく。

ボクも大人になってしまったということなのだろうか。

ピーターパン・シンドロームというわけではないが、何となく感慨に耽る感じである。

今年で23歳、まわりの友人らも結婚する人間もチラホラと出始めるだろう。

現にボクの兄も22歳の時には結婚していたわけだし。

気楽な学生生活ももう終わりってわけか。

勉強なんて面倒くさいなんて昔は思ったものだが、今は結構楽しかったとすら思える。

感じ方って変わっていくものだな~

大人になれば、大きな心配事もでてくる。

最大の関心事は“頭”である。

大手ゼネコンに内定し、現場監督になるというテパ坊、ヘルメットをかぶっての仕事の毎日である。

髪にとってはよろしくない環境だ。

一方のボクはシステムエンジニアという、ストレス社会の最先端を行く極めてヤンチャな仕事に従事することになる身、髪にとっては過酷なフィールドへと突入していきます。

お互いハゲないようにな、とハゲましあう。

しかし楽しい時間というのはあっという間に過ぎてしまうもの。

最後は、東京で暇できたらまた会おうぜ!と約束してその日はお別れしました。

東京で孤立しないための根回しは、抜かりなくやっておかなければな・・・

だって心配事は少ないに越したことはないですから。