いや、びわ湖毎日マラソンすごかったですね。

 

滋賀での最後の開催だから選手たちも気合が入っていたんですかね。

 

2月28日、びわ湖毎日マラソンが開催され、富士通所属の鈴木健吾選手が優勝しました。

 

なんと言ってもそのタイムですよね。

 

2時間4分56秒!!

 

今回、鈴木選手はマラソンの日本記録を更新。

ついに、2時間5分の壁を破りました。

非アフリカ出身選手でも初の記録です。

 

 

(出典)デイリー3月1日発行号

鈴木健吾が日本新記録で初優勝 最後の琵琶湖での大会、驚きの2時間4分台で有終の美/スポーツ/デイリースポーツ online (daily.co.jp)

 

鈴木健吾選手は神奈川大学卒業で、第93回の箱根駅伝では、2区にて区間賞を獲得している選手です。

この時は確かつけている襷が、裏表逆だったんですよね。

 

第49回の全日本大学駅伝では、アンカーとして首位を走る東海大学を抜いて、神奈川大は20年ぶりの優勝をしています。

 

富士通に入ってからは、大腿骨の疲労骨折などの怪我に泣かされました。

 

そこからウエイトトレーニングにより、体幹を強化したようです。

 

また、35kmから40㎞までの5㎞が、一番早い通過タイムの14分39秒だったんですね。

 

スタートから中間点より、中間点からゴールまでのタイムが早いのもすごいなと感じます。

 

後半の失速が課題だったそうですが、驚異的なスタミナを武器に変えましたね。

 

また、トラック競技の10000mも27分台に乗っており、スピードも証明しています。

 

 

【箱根駅伝を駆け、実業団でマラソンに挑戦する選手たち】

 

 

今回のびわ湖毎日マラソンで2位から5位までの選手が2時間6分台で走り抜けています。

 

土方選手、細谷選手、井上選手、小椋選手、ですが、全員箱根駅伝を経験しています。

 

実際、東京オリンピックのマラソン代表も3名とも、箱根駅伝で結果を出している選手でした。

 

その選手たちが実業団に入って練習に打ち込み、マラソンで活躍する。

 

最近はこの形にてマラソンで、結果を残す選手が多いですね。

 

 

【箱根駅伝を駆け、スピードを生かす競技を選ぶ選手たち】

 

 

一方で箱根駅伝を経験したあとでトラック競技を選ぶ選手もいます。

 

陸上競技場内のトラックコースで、5000mや10000mのタイムを競います。

 

スピードに特化した選手がこちらを選ぶこともあります。

 

服部弾馬選手も田村和希選手もこちらかなと思います。

 

 

【オリンピックへの様々な道を提案する箱根駅伝】

 

 

「箱根から世界」へというのは金栗四三さんの言葉です。

 

世界というのはオリンピックのことです。

 

かつてはマラソン選手を育成することが、目的だったと考えます。

 

もちろんその側面は十分満たしていますし、トラック競技にも通用する選手を輩出しています。

 

箱根駅伝自体が好きな自分ですが、これからの陸上競技の発展にも必要な大会だなと再確認しました。

 

以上です。

ありがとうございます!