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(出典)2018年12月27日

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自分流 駅伝 帝京大の育成力

 

 

 

2021年の箱根駅伝では8位となり、見事にシード権を獲得した帝京大学駅伝部。

 

今年、帝京大学では珍しく1年生から箱根駅伝を走った遠藤大地選手が4年生でラストランを迎えました。

 

通常ならば帝京大学の選手は2年生でも箱根駅伝に出場することすら難しいです。

 

なぜなら、中野孝行監督の育成方針が3、4年生でスピードを意識するトレーニングになるものだからです。

 

1、2年生は基礎体力やレースを安定して走り切るためのスタミナづくりに充てているのかなと思います。

 

その中で遠藤大地選手は1年生から4年生まで3区を走っていました。

 

集大成の箱根は個人順位区間4位でチームを6位まで押し上げる活躍でした。

 

 

【中野孝行監督の育成術】

 

 

今年の箱根駅伝ではある意味帝京大学らしいチーム編成となりました。

 

4年生4人に3年生6人。

 

コロナ禍といういつもと違う箱根駅伝にも自分の色を崩さなかったところが素晴らしいです。

 

なぜ、こんなに上級生ばかり使うのか?と感じる方もいると思います。

 

それは中野マジックとまで言われる育成術にあるかなと思います。

 

帝京大学入学後4年間の個人タイムが非常に伸びています。

 

帝京大学はスカウトにてエリート選手が入学してくるわけではない。

中野監督の著書『自分流』にて書いてあったことです。

 

それでも、選手一人ひとりにティーチングではなくコーチングをすることを心がけているようです。

 

選手の自主性を一番に重んじています。

 

だからこそ、選手たちは主体性と責任を持ってトレーニングします。

 

一貫性のない指導者ということも『自分流』の中で言っていました。

 

これは、選手一人ひとりに合わせるならば、自分の型は作っていないのだと考えます。

 

性格、その時の気持ち、調子など考慮することはかなりあります。

 

選手自身が強くなるために、早くなるために何が必要か考えさせます。

 

そのコーチングにて、選手自身の自分流を考えさせるのが、中野監督の指導法なのだと感じました。

 

また、上位争いを繰り広げる、強い帝京大学が見られることを信じています。

 

以上です。

ありがとうございました。

 

 

長いこと、書いてまいりましたこのブログですが、いったん休止をします。

新たな目標ができたので、そちらを優先したいと感じました。

 

応援してくれた読者の方々は本当にありがとうございました。

 

またすぐに書けるように努力します!