私は自分の家に来てもらう 派!
ここ数年は、常に子供と一緒に行動するのが、ほぼ当たり前となっている。
幸いにして、我が家の子供たちは、よそへ出かけたからといって(特に一人ずつなら)明らかに迷惑をかけるような、そういう問題を起こしたことはないので、そう手を焼かせることはないのだけれど。
それでも、私の気性ゆえか、やはり人の家を訪れるのは、どうしても気が引けてしまう。
行き帰りをはじめとして。
子供を連れていることでのトラブルは(時によって、例えば子供自身の行動に原因がなくても)何かと絶えないものだから、それで気疲れしてしまうことも、人の家に行くことを億劫と感じてしまう原因かも知れない。
では、招く方が好きなのか――と言われると。
それはそれで、元が面倒くさがりな癖に、人を呼ぶ時はきちんとしてないとイヤ、という性質であるから、お客様が帰った後で、どっと疲れが出たり、体調によってはその後寝込んでしまったりと、これまた微妙なところで。
子供たちと一緒に……ということなら、自分の家に招く方が気楽、という程度だろうか。
友人の家、などとは少し違うけれど。
まだ長男が乳幼児だった頃。
夫の実家に帰省する度、環境の変化からなのか、体調を崩すことが多かった。
しかも、それは大抵の場合、夜中から明け方にかけてで。
夫と二人、時にはそこに義母も交えて。
まだ日も明けぬうちから、電話帳と首っ引きで、受診できそうな小児科のある病院を探したり。
今となっては懐かしい思い出であるけれど。
当時は『飛行機のチケット送って、遊びに来てもらった方が楽かしら』と、考えたことも少なからずあった。
それはやはり、自分の家=自分のテリトリーであるから、突発事態にも対処しやすい、という思いがあったからだろうと思う。
ちなみに。
子供を抜きにして、一人で――となる場合。
自分の家に呼ぶよりも、断然人の家に行った方が気楽、という正反対の結果が出る。
これは確実に、先に挙げた自分の『ものぐさな性格』が影響していると思われる。
あとは、手土産を選ぶのが楽しい、というのもあるのかな?