アネモネです。
2023年 7月
万全な体勢でテスト勉強にのぞんだ、
と思っていた、
姪のミオリちゃん(仮名 中3)の
三年生の定期テストは、
ガクッと下がってしまった。
塾にも行き始めて、
ワークの間違えた問題も、正答できるまで頑張った。
しかし、
出来は散々。
何がいけなかったのだろうか。。。
私「塾にも行ってるのに、なんで英語と数学を
塾で教えてもらっているのに、
英語と数学が下がるかな」
私は、見ず知らずの塾の先生に、
ちょっと腹が立ちました。
私が中2の1年間で、死ぬ思いでミオリちゃんの成績を上げたのに、
なぜ、中3の大事な一学期の成績を落とさせるようなことになるの!?
くやしいのは、
ミオリちゃんだけではありません。
私だってじゅうぶん悔しい。
そこで、
塾の白井先生(仮名)に、
保護者面談を申し込むことにしました。
なんで成績が落ちたのか、
原因を突き止めるためです。
私「ワタシ、母親じゃないけど
行って良いのかしらね~😅💦」
なんだか先生に、
決闘を申し込むような気持ちです。
面談、当日。
塾の白井先生は、
個人指導塾をひとりで切り盛りされていました。
見た目、私より歳上っぽそうです。
穏やかな口調の先生です。
私「ミオリちゃん、今回は、すごく頑張っていたのですが、
何故、点数下がったのでしょうねぇ。。。」
白井先生「中3になると、中2までの出題の仕方はなくなり、
入試問題のような出題傾向に変わってきますからね😃」
私「ミオリ、勉強している時は、
結構理解できているんです。」
白井先生「いや、
ミオリちゃんは、完璧に覚え切る、まで
行ってないですね」
私「(なに!うちの姪に何を言うとんねん!ちゃんとやっとるわ!)」
と思ったけど、もちろん言いませんでした。
先生に言わせると、
ミオリちゃんは、愚直に、言われたことはやるが、
(サボることはしないが)、
❌の問題を、
「次は何がなんでも、どんな形で出されても、
解いてみせるわよ~!」という、
執念みたいなものがないらしいのです。
私「そのパワーを出せるように、先生の方から叱咤していただけないでしょうか。」
白井先生「いや、
言ってもダメですよ😃。
本人次第ですよ☺️」
私「(え!先生、言ってくれへんの!?)」
一同「さっきから、ニセ方言ばかり使っているな」
私は、
決闘を申し込みにいって、
打ち負かして帰るはずが、
ことごとくやられた気分になり
塾の真ん中でテンション駄々下がりでした。
すると、
白井先生がこんなことを言いました。
白井先生「まあ、成績が上がるのが一番よいですが、
ミオリちゃんは、もっと、人間の
基本的なところができていますよ。」
私「???」
たとえば、
来た時と帰る時は必ず挨拶をする。
使った椅子はちゃんと戻す。
机の上の消しゴムカスは集めてゴミ箱に捨てる。
白井先生「当たり前のことだと思うかも知れないのですが、
(勉強はできても)そういうことができていない子はいます。
ですからミオリちゃんは、ご家庭でしっかりそういう教育を受けているなと思ってみています。
結局、人間が生きていく上で、そういうことが
大切なのではないでしょうか?」
私「………はあ。まあ、そう、ですね。。。」
そのあと、
ミオリちゃんの志望校の話もしましたが、
なにげに、
一段低い学校をすすめられたり、
併願したい私立の名前も出しましたが、
「そこの私立は、もう少し高い都立を受ける子の併願校ですよ」と言われたり。
なんとも、不毛な面談となりました。
何より、
ミオリちゃんの勉強態度を指摘されると、
伴走してきた私も一緒に、
ダメだと指摘された気分になりました。
私「これから、どうするかなあ。。。😭」
季節は、夏。
あと2週間もしたら、夏の天王山、
受験生の夏休みがやってきます。
続く!