アネモネです。





あの人と自分は同じ。



同じ大学三年生だし、



バイトだって同じだし、



背格好だって、趣味だって同じだし、




まるで双子❤


(画像はお借りしました。私じゃありません(笑))




違うのは、大学。





でも、たぶん大学に入ってからの勉強なら私の方がしているはずニヤリ薔薇




だがしかし、
大人が私達に目を向けると、
あの子への扱いと私への扱いが違うような気がするのは気のせいか?



まるで、二人の間には見えない川が流れていて、
私はあちらには渡れない。。。

て言うかこの絵、1年に一回渡れるやん(笑)‼





就職活動がいよいよ始まろうとしていた。




世の中は不況大突入。
「就職氷河期」という言葉が使われ出した。

でも私は大丈夫💃
だって2年の終わりから活動しましたもん(どや顔)。
3年の時はOB訪問を結構したし、
『面接の達人』も読みまくった。(←これがご縁で、その後7年ぐらい面達に私の体験記が掲載されました。)


噂によると、企業からの資料請求ハガキ(今ではネットでエントリーだと思いますが、当時はハガキでした)は、
上の大学の学生に先に配達されるらしい。




それなら簡単だ。

東大生に届いたハガキセットをもらえばいい❗爆笑

サークルの東大の同期達は理系が多く、
皆大学院に進むから就職はしない。だから企業ハガキセットを使わないのだ。
井の頭線のホームで、同期に企業ハガキセットをもらったのを記憶している。




おかげで、周りの女子大の誰よりも早く就活をはじめ、
4月には一社内定が出ていた。




しかし、「川の向こう側とこちら側」を思い知ったのは意外な場所でだった。




三年生の春休み、私はセミナーという名前の勉強会に出ていた。
会社が設けているもので、面接で受かったのだ。



全10回あったが、
とある日の帰り道。
仲間の一人が話し出した。



Aさん「ねえ!ところでさ、昨日の○○社の面接どうだった?」

B君「あれきついね~(笑)。落ちたよ俺。大したこと喋れなかったもん。」

私「(面接? 昨日あったっけ、○○社の。来月じゃないの?)」

Cさん「なんだかさ、フリートークのところで自己紹介しながらたこ焼き焼いてる人いたね!」

Dさん「ああ知ってる(笑)あれウケたわ(笑)。」

Eさん「私最後何しゃべってんだかわからなくなっちゃって、踊っちゃった(*≧∀≦*)」

私「へぇ~それ面白いね‼(笑)」



(  ̄ー ̄)(  ̄ー ̄)(  ̄ー ̄)(  ̄ー ̄)(  ̄ー ̄)



面白くないがな。

これは、いわゆる青田買い
彼らの大学は皆「六大学&MARCH」。
そこには、昨日の面接の知らせがあったんだ。




噂に聞いてはいたけれど、
もちろん来月の面接で頑張ればいいのだけど、
私(の大学)だけ声かけてくれなかったんだという静かなショックを全身で受け止めてしまった。



大学の成績はバッチリだった。
でも、世間は、企業は、オトナ達は、
大学名(そこの偏差値)で、人物の判断基準にするのだろうか。

うちの女子大で首席で出るより、
学年ビリでも東大の方がいいのかなあ、オトナ達は。


そうなると、人生最後の踏ん張りどころは
大学受験?

まさかね(^o^;)とは思ってみたものの、
それを完全否定できる要素は何も見当たらなかった。




🐷独り言🐷
社会人になってからオトナの私が、
某件で招待する学生達を「学校名で区切らなければいけない」時がありました。
かつて切られた自分だけに、その仕事は辛かった。
でもきっとあの頃も、そんな辛い思いをしながら
私達に就活の案内をしていた社員も、
いたのかも知れないなあ☺☆