アネモネです。
小さい。
小さいが、富士山が見える。
女子大キャンパスの、2階の教室の窓から、
小さいながらに富士山が見えた。
もちろん東京タワーは見えない。
本当は、キャンパスの教室の窓からは、
こんな景色のはずだったんだけどなあ。。。
私の入った女子大は、中高からエスカレーター式で入って来る率が60%。
受験組がその残りの比率だ。
その中のエスカレーター組二人、KちゃんとKょーちゃんが、
話しかけてきた。
Kちゃん「ねぇねぇアネモネちゃんって、受験して入って来たんだよね🎵す、ご、い」
私「アハハ(笑)。全国模試で、たまたまここの学科を見つけて。。」
Kょーちゃん「全国模試とか受けたことない~」
私「そうなの~? もしかして、赤本…(は解いたことないとして)、あ!『出る単』はやるよね?付属でも単語覚える時とか」
Kょーちゃん「ああ❗出る単ね」
よかった(笑)。そうだよね。高校生たるもの出る単は…
Kちゃん&Kょーちゃん「名前聞いたことならあるよその本‼見たことないけどー(*≧∀≦*)」
二人は、私と自分達の「共通に知ってる本」を見つけて親近感を持ったらしい。
中高エスカレーター組は、
模試や出る単には縁がないが、
希望の学部に行けるために、中間テストと期末テストには命をかけたと胸を張っていた。
早稲田のキャンパスでバンカラに染まろうとしたキャンパスライフは、
キャピキャピのキレイ&カワイイ系女子大ライフに変わった。
引きこもろう。
私の出した決断。
入りたかった演劇サークルも放送研究会も無さそうだ。
こうなったら女子大公認の「オールうちの女子大」で構成されたこぢんまりしたサークルに入り、
そして他大学との交流を一切絶ち、四年間静かに引きこもろう。(何の決意なんだ?)
そしてそして、今度は落ちこぼれないように、
ずっとずっとずっと勉強していよう勉強の虫になろうなるんだならねばならない。
そう思って、「女子大公認」と書いてある
キャピキャピはしていなさそうなアウトドアサークルの部屋のドアを叩いた。
🐶今だからわかる独り言🐶
生徒の数だけ、学校に対する温度差がある。
その温度差は学校偏差値の高い低いに関係なく
どこの学校にもあるんだろうな。
偏差値が高いから良いのではない。
低いから悪いのでもない。