アネモネです。






本当は頭よかったんだね。


本当は頭よかったんだね。


本当は頭よかったんだね。


ガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーン




実は、その時は笑ってオトナの対応をしたが、
この一言をそのあとウン十年も引きずっていた私。
その呪縛がとけたのは、2年前だ。





そして高校時代の私は同時にこんな自己暗示をかけてしまっていた。




私は頭が悪い。らしい(笑)。




魔女の呪いならぬ、カメの呪い、て言うか、私が私にかけた呪い。





私とカメ君は現役の受験で落ちて浪人し、
予備校のクラスでまた一緒になり、
そして1年後、
二人揃って早稲田大学に合格しなかった。




カメ君は、早慶ではないけど六大学野球は参加できる大学に行き、
私は、





第8志望の女子大に。




第8志望ってもはや、




ガーベラここも志望してまーす(STAP細胞はありまーす風に)🎵ガーベラとか言う順位じゃない。




第一志望~第三志望の「滑り止め」にあたるのが第四志望あたりだとすると、
第五~第七志望は「滑り止めの滑り止め」
第八~第九志望は「滑り止めの滑り止めが滑り止まらなかった時の奥の手」ぐらいだ。




ちなみに私は、奥の手の更に孫の手ぐらいだったはずの、「第九志望」も落ちた。
答え合わせしたら日本史なんか100点だったはずなのに、何故か落ちた。





やっぱり私って、頭悪いんだなあ~。




悔しいけど、カメ君の言う通りだ。



でも同時にちょっとだけ、こうも思った。



オレはまだ本気出してないだけニヤリキラキラキラキラ




余談だが、
カメ君は何故あの日私にあんなことを言ったのか、
2年前にわかった。
カメ君の家は親も兄弟も皆早稲田大学で、
お父さんはカメ君に同じく進学するように、1000%の期待をかけていたそうだ。
もちろんカメ君も希望に応えようとしていた。

そこに、大して勉強してなさそうな私が突然参戦してきたのだ。
動揺したのだろう。
「(なんで、こ、こんなバカなヤツが俺と同じ大学を目指すんだ⁉)」
だからついあんな台詞を口にしてしまったのだろう。




て、今ならわかるよカメ君。
1000%の期待をされて、それに応えられなかった無力さと失意と針のむしろの上で生きるのがどういうことかも。






さて!
私はその、志望していない第八志望の女子大に進学することになった。
どんな大学人生が待っているのかいないのかニヤリ





グラサン教訓グラサン
自分で自分に呪いをかけるのはやめよう。
呪いをかける力も、呪いをとく力も、
自分の中にある。