こんばんは~
お忙しい中、こちらに、お越しいいただきまして、どうも有り難うございます。
また、初めてお越しのお方も、厚く御礼申し上げます。
さて、2019年の年始、松の内に、覚王山日泰寺に御参拝出来たものでした。
この、初詣というもの、明治以降は西暦・太陽暦での正月なんですよね。
陰暦・旧暦での、旧正月の載った暦というのもありますし、中国などでは、今でも春節を祝いますね。今でも、干支が替わるのは節分からというのは変わっておりませんので、なんだか、ちょっと、モヤッとしたものも感じたりもしますが、ま、細かいことはおいといて…
この、覚王山日泰寺、タイ国(シャム)国王から、御釈迦様の舎利(御真骨のこと)をお分けいただいたものを、奉安して祀るために建立されたという縁起で、国内のどの宗門宗派にも帰属しない、超宗派で維持されることになった画期的な寺院だということで、ぜひ一度は生きているうちに、御参拝したかったお寺でした。
実際に訪れてみますと、なにやら、霊場というような雰囲気のあるところでした。お参りできまして、本当に良かったでした。
なぜ、タイ国には、御釈迦様の御真骨があったのかは、それに至る、英国の探検家がたまたま発見する、という経緯もあったものらしいですね。詳しいことは知りませんが。
こちらが、その際に撮りました山門(楼門?)となります。
●覚王山 日泰寺
●愛知県名古屋市千種区法王町1-1
●名古屋市営地下鉄 覚王山駅より徒歩15分
●超宗派寺院
●参拝時間 5:00-16:30
●定休日 年中無休
●拝観料 無料
●駐車場 100台
こちらは、その説明ですね。
釈迦如来様へと祈る際の御真言は、「なうまくさんまんだ ぼだなん ばく(または はく) 」
となります。十三佛真言の2つ目ですね。
さて、覚王山日泰寺に御参拝できました道すがら、ある仏具店でみつけました。下のお線香。
不二家ネクター …ならぬ、不二家ネクター風味の御線香でした。
なんだそれ。 これです。
なんとまぁ、白桃の香りのお線香とのこと、一発で気に入りました。
一体どうやってあじわうの~
いえ、なかなか いい香りがいたしますよ。
ところで、ネクターと言いますのは、その語源をべますと、ネクタールという、ギリシャ神話の神様の飲み物のことみたいでした。
桃の紅茶か果汁か、果肉の入ったビューレか、厄除効果の期待できる桃の入った飲み物を、よく、何らかの形で飲んでおりました。
此処に載せた桃のイラストもそうですが、中国の石細工の伝統工芸品を観ますと、桃は、丸いというより、ハート♡型につくられています。
ほかにも、梅や生姜や山椒も、厄除けになる食べ物と見聞したことがありました。
健康な猫ちゃんが居りますと、厄払いになるとかも、たしか、どこかで見聞しておりました。
●余談追記
なお、仏教国卍のタイランド(シャム国)は、かつての帝国主義列強からみて、大した軍備もない中、他国の侵略・占領を受けずに存続できましたが、(1940年の世界地図をみますと、アジアで独立国なのは、日本とタイだけですね。)ひょっとして、そのひとつには、御仏様の御加護があったのかもしれませんね?と、個人的には見ております
一方、日本は、明治に廃仏毀釈をやりました。御仏様は、それを、どうご覧になられたんでしょう?
大東亜戦争当時、日本とタイは同盟関係にあったようですが、戦時中にタイで、高慢な日本の軍人が、傍若無人にタイの人々が崇敬する僧侶を殴るなど、手荒で粗末な扱いをしたことから国民感情が悪化、タイは連合国寄りに変遷したと見聞しました。日本陸軍の泰麺鉄道建設時、一体 何万人の現地の人々や捕虜の御方々の人命が失われたか知れません。
日本は大東亜戦争で何百万もの人命を失い、焦土と化し、無条件降伏し、占領されました。
そして、戦後のサンフランシスコ講和条約による国際社会復帰の瀬戸際で、 セイロン卍代表が、「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む。」という法句経の一節を引用しながら、連合国側の日本分割占領の思惑への懸念も含みつつ、対日戦時賠償請求を放棄する旨を示した演説を行って講和参加国の称賛もあったということでした。そして、条約発効後、最初に戦後の日本国と国交樹立してくれたのは、やはり仏教国のセイロン卍(現在のスリランカ)だったこと、覚えておきたい事だな、と、みております。
また、国民の97%が幸福だと答えたという仏教国ブータン卍にも、なにがしか、人生観・生活観など、学ぶところが あるのかもしれませんね。
それでは そろそろ この辺で
とりとめのない拙いおはなしを ここまで読んでくださいまして どうも ありがとうございました。
みなさまに感謝と敬意で